体の反応

エニーバニー富島 春です。
先日、大ライブの告知がされました。 メラメラ。

先日、お風呂でおしっこをすると、よくない癖が体についてしまうという話を聞いた。なんでも、体が濡れるとおしっこがちびってしまうという癖らしい。
体を水で濡らすとおしっこが出るということを、体が覚えてしまい、それがお風呂に限らず、水に濡れるとどんな場所でも反応してしまうみたいだ。 
これは癖になってしまったら、なかなか困りそうだ。

だが、見方を変えると、体というのは刺激を与えると反応として出してくれるということにも気付いた。
ここで、僕は一つ思いついた。
お風呂で泣こう。水に濡れたら涙を出す癖をつけよう。いつどこでも水に濡れた時に泣けるようにすれば、今後もし演技の仕事が頂けた時に良い武器になるだろうと。

だが、僕は重大な点に気づいてしまった。
肝心な涙が出ないのだ。おしっこは、正直出そうと思えばお風呂でいつでも出せる気がする。だが涙はどうだ。
生憎、僕はもうお風呂で一人で泣くほど多感な時期でもない。
そもそもが泣けなかったのだ。体に癖づけられるほど涙を流せないのだ。

いつからだろう、失恋しても泣かなくなったのは。
いつからだろう、グリーン の「あいうえおんがく」を聴いて泣かなくなったのは。
いつからだろう、ゲームがセーブできてなくても泣かなくなったのは。
最後のは、多分オートセーブ機能ができてからだ。
とにかく、僕はいつの間にか大人になっていた。

僕はそれに気づいた時泣いていた。

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