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振り返り ⑨

下積み時代はまだまだ続く。
神様の3年生が抜けて2年生の先輩も落ち着くかと思ったら逆だった。
 上の目を気にせず1年生をおもちゃみたいに扱うようになった。言い出したらキリがないが軽いところを箇条書きで出してみる。
・虫ピアス
(グラウンドでオケラやクワガタが見つかった時にランダムで呼び出され、主に鼻、耳、唇、頬に噛み付かせる。)
•梅干し食べ放題
(夏の練習に差し入れで来る梅干しを口の中一杯になるまで詰め込まれ吐いたらやり直し。)
•オーラ色当て
(一部の先輩から放たれているオーラが何色か当てること。当たると誉めて貰えるが外れるとバット制裁。)
•カラオケマンツーフリータイム
(そのままの意味でマンツーマンでフリータイム7時間耐久。毎回歌の感想をいい、自分が歌えるのは10曲に1曲。)

初級がこのくらい。
中級、上級は今考えただけでもゾッとするし
笑い話にもならないレベル。
それでも辞めた人数は2.3人でみんなよく耐えた思う。
 授業中だろうが部活中だろうが休みだろうが気が休まる時はほとんど無かった気がする。
 今でこそ良い思い出と言えるかもしれないがあの時はターゲットにならないよう必死だった。
 うちらの時代はまだまだそういう風潮は他の学校でもあったとは思うがそういうことで野球に集中できないのは嫌だなと思った。

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