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肩関節拘縮の評価と運動療法【第2弾〜視診編〜】

みなさん、こんにちは!
運動器理学療法の革命児です。
今日も1日仕事、学校お疲れ様でした。
みなさんの貴重な時間をいただいて読んでくださる方にはいつも恩返しをしたいと思っております。
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今回のテーマは肩関節拘縮の評価と運動療法です。
私は臨床で林先生、赤羽根先生の評価・治療を参考にしています。
その一部を紹介します。

今回の内容は視診です。
視診ってなに?と思うかもしれませんが簡単に言うと観察です。
姿勢の観察、アライメントの観察になります。
最後まで読むと姿勢観察ができるようになりますよ!
ぜひ読んでみて家族、友達に姿勢の観察を自慢してください。

肩関節拘縮の基本評価では、問診・視診・触診を上手く組み合わせることが重要である。
問診では、運動療法に必要な様々な情報を過不足なく得ることが重要であり、治療すべき組織の抽出のための第一歩となる。
特に、疼痛に関する問診は重要な情報源であり、発症時期、発症要因、落痛部位の示し方、落痛の発現部位などを聞き出し、おおよその病態を想像する。
視診では、まず局所をじっくりと観察することが重要である。
健側との比較は極めて大切であり、明らかな左右差は病態を把握する上で大きなヒントとなる。
局所を十分に観察した上で、続いて全身を観察する。
局所観察より得られた所見は、目の前の全身所見とリンクするのか、また、その逆はあるのか否かを考えながら観察する。
触診では、肩を構成する組織について三次元的な構造をイメ ージしながら触れる ことが大切である。
関節肢位が異なることで、対象となる軟部組織の緊張はどう変 化するかを、機能解剖学的に考えることが重要である。
また、体表から深部に位置する組織の触診情報を出来るだけ多く収集することも必要であり、治療者としての確実な触診技術が要求される。


問診

前回の記事にありますのでそちらを読んでください。

視診

肩関節障害に対する視診のポイントは 、肩甲骨の位置を基準にみることが大切で ある”。
症例の呈している姿勢は、そのほとんどが疼痛回避姿勢である。
つまり、楽だからその姿勢を呈しているのであり、局所症状との関連性を見出すことができれば、 治療の方向性が明確となる。
以下に 、各方向からの視診について説明したい。

前方からの観察

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