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【葬送のフリーレン12話考察】勇者の剣の謎。もしかしたら今後大いなる災いが起きるかも?

こんにちわ、カズキです。

今更ながら葬送のフリーレン12話視聴しました。

12話は断頭台のアウラ編が終わり、北側諸国の冬を乗り越え剣の里に到着するところから始まります。

そこは80年前に世界を滅ぼす災いを撃ち払う者しか抜けない“ 勇者の剣 ”をヒンメルが抜いた場所。

フリーレンは剣の里周辺の魔物を退治するという役目を務める為、ヒンメルたちとの思い出を振り返りながら魔物を退治していきます。

後半はシュタルクの誕生日回であり、戦士の村での日々を思いかえるお話となっています。

今回はフリーレン12話を見て少し考察していきたいと思います。

剣の里はなぜ冒険者に依頼をしなかったのか?

フリーレン「私は80年後でも大丈夫だと言ったんだけどね。勇者の剣を代々守ってきたこの里の連中なら、自衛くらい余裕でしょう。」

里長「確かにそうですけれども……ちゃんとお役目を果たしてもらわないと」

アニメ 葬送のフリーレン 12話

剣の里に周辺には魔物があふれていましたが、
なぜ、里の者で自衛をせず冒険者に頼らないのか。

それは勇者ヒンメルが勇者の剣を抜けなかったことを隠すため。

魔王を倒した勇者が、勇者の剣を抜けなかったエピソードがあるなんて勇者にとっては恥ずかしい話。

これはそんな恥ずかしいエピソードを世に広めないための処置でもありました。

しかも里の人間が自衛しなかったとなると知っているのは、フリーレンと里長と近しい人間数人ぐらいでしょう。

そしてなぜフリーレンが80年後に魔物退治を引き受けたのかも

ヒンメルが勇者の剣を引き抜けなかったことが理由だと思います。

人より長く生きることができるエルフであり
感受性が乏しいフリーレンなら

人がつくる物語や歴史には関心も興味もなかったはずです。

ですが、ヒンメルと出会い勇者一行として魔王を倒すという10年の旅はフリーレンの人生を大きく変える大切な思い出。

勇者の剣が抜けなかった汚点で、人にあれやこれやと良くない作り話をつくられるかもしれない。

ヒンメルたちとの大切な思い出を汚されるかもしれない。

結局は勇者の剣を抜いたという美化されたエピソードにはなっていますが

これ以上思い出を汚されたくないというフリーレンなりの思い入れだと思います。

なぜヒンメルは勇者の剣を抜けなかったのか?

女神から授けられた勇者の剣。

その剣を引き抜けるのは、世界を滅ぼす大いなる災いを撃ち払う勇者のみと言われています。ですが、

ヒンメルは勇者の剣を抜くことは叶いませんでした。

理由として挙げられるのは

倒すべき魔王の存在が世界を滅ぼす大いなる災いではなかったからだと思います。

ヒンメルの戦闘力は詳しくは描かれていませんが、

仲間は1000年を生きた魔法使いフリーレン
女神の魔法が使える優秀な僧侶ハイター
戦士最強のドワーフであるアイゼン

これほどのパーティーなら魔王を倒せてもおかしくはありませんが……

魔王以外にもアニメ以降の原作では

魔王討伐後、魔法の研鑽を積んできたフリーレンでも倒せない七崩賢(断頭台のアウラを除く)が登場してきます。

もしかしたら今後、その七崩賢が魔王を超える大きな災いが起こる可能性もあるかもしれません。

シュタルクの視線の意味は?

剣の里での魔物退治が終わり勇者の剣を見つめるシュタルク。

原作ではそのような描写は描かれていませんでしたが、シュタルクの描写は12話後半の話を飾るためのアニメオリジナルの絵だと思います。

後半ではシュタルクが生まれた村での生活を思い返す話

戦士の村で生まれたシュタルクは、村で最強の戦士シュトルツを兄にもち、父からは兄と比べられ失敗作と蔑まれていました。

1人黙々と稽古をするシュタルク。
そんな弟に親身になって指導するシュトルツ。

表では愚弟と呼んではいるが弟想いの良き兄と弟が描かれていて、弱い奴の居場所はないと言われている村には似つかわしい仲睦まじい光景でした。

ですが、村は魔族の襲来によって壊滅。シュタルクは兄に逃げろと言われ、生き延びることができました。

この出来事はシュタルクにとって拭え切れない大きな後悔となって今も苦しめられています。

勇者の剣を見つめるシュタルクは

もし勇者の剣のような力があれば兄を見捨てて逃げることはなかったという後悔から出た描写ではないかと思います!

まとめ

アニメ以降に出てくる七崩賢は魔王討伐以降、魔法の鍛錬を怠っていないフリーレン1人でも倒すことができないメンバーが登場してきます。

そもそも

その上の存在である魔王をどうやって倒したのか?

原作では対魔王戦の描写はないので想像するのが難しいですが

とにかく力業で頑張って頑張って頑張って魔王を討伐し、アイゼンお手製の大きなハンバーグで祝ったのではないでしょうか。(ヤケクソ)

この旅の目的地は魂の眠る地(オレオール)がある魔王城なのでそこで魔王戦での出来事が語られるかもしれませんね。

そして12話の名言

アイゼン「頑張った者は皆戦士だ。」

アニメ 葬送のフリーレン 12話

頑張った者は勇者でも僧侶でも魔法使いでもみんな戦士であり、大きなハンバーグを送る。

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