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鬱病、初出社に緊張する

年末から眠れず、食欲がない。お腹が空いていることは理解できるのだが、特に夜はなんだかせり上がる感覚がして食べられない。

その原因はおそらく転職先の会社に初めて出社する日が近いからだ。

またもしハラスメントがあったら?任される仕事の期待に応えられなかったら?教えてくれる人がいなかったら?即戦力になれなかったら?

不安は山のようにある。現実逃避をして見ないようにしているだけだ。

初出社の日は人事部の説明や機材の受け取りなどが主だとは思うが、流石に緊張する。服装自由と言われたことも緊張する要因のひとつだ。馬鹿の一つ覚えでリクルートスーツを着れば良い新卒が少々羨ましい。

あぁ、胃が痛い。どんな会合でプレゼンをしても全く緊張しない性格だったのに、嫌な記憶をもつと簡単に性格は変わるのだなと思う。緊張しないという自分の強みが消えた気がするのもツラい。鬱病から転職や復職を乗り越えた人を全員尊敬する。

とにかく、初出社日は無難に乗りきって記憶に残らないように目立たないように生きよう。

と言いつつ、スーツではなくいかつい刺繍が入ったスタジャンを手に取る私もどうかしていると思う。しかし、オフィスカジュアルに流されるようなダサい生き方はしたくない。

好きなことを好きだと言うために転職をしたんだ。こうすべきとか、こうしないべきとか、そんな目に見えない気持ち悪い網に囚われるために自分の人生を選んでいく訳じゃないんだ。マーチンにスタジャンを合わせつつ、めちゃくちゃ腰が低い柔らかい人でありたいと思う。

明日も自分に優しくできますように。


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