見出し画像

29 20年間楽しい日は一度もない

こんにちは。
息子が統合失調症でおかしくなってから20年、診断がついてから15年。大変な時も落ち着いている時も安心して楽しめる日は一度もなかった。無論、兄が仕事が決まったり、元気に仕事をしていたり、感謝出来る事もあるのだが。私が暗い顔はできないので、一生懸命明るく振る舞ったり、何か楽しいことを見つけて自分のエネルギーにしたり、少しでも息子の為になろうかと思うことは全てやってきた。
しかし、息子と同じようにこの病気が慢性化した子供の親はみんな言う。「結局犯罪を犯さない程度に、世の中に迷惑をかけないように、何とか安定して静かに一生暮らすしかないし、医師もそこを最低ラインの目標にしているのではないか。」と
仕事もできず、頭も働かず、ただ食べて寝るだけの人生。。。。でも、社会や医療サイドでは「こんな事も出来るようになる人もいるから」と諦めさせてくれない。こんなに愚痴ってても、私もなんとか陰性症状や認知機能障害に効く薬が出てくるのを、息子のリハビリが実ってくるのを諦めずに祈っている。
もっともっと苦しく辛い人生の人がいるのは重々わかっている。でも、なんで息子がこんな病気になり
親子共にこんなに辛いのか。。。。息子の人生はなんだったのか。息子がかわいそうすぎるよ。
職場では何食わぬ顔して、仕事をしてきたし、
今迄、私は涙を流したことはない。未だに流せないでいる。世の中には涙が出ない病気もあるようだが、私もそうですよ。
こんなに辛いのに、家族会や訪問看護師に言わせると「まだ、お宅はいいのですよ。羨ましい。希望を持って」と言われる。
どんなにこの病気が地獄の病気か。
今日はこの辺で。愚痴ってごめんなさい。
でもおせいじでも上記のように言ってくださる方がいるので、私も諦めずに生きて行きます。🥳🤢🥵


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?