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うつ病からの逆転劇をいまからはじめよう~大学生後期~

就職活動がスタートした。
受ける企業はリストアップしていた。
事前に昨年の質問事項は記入済みであったため、
同じものに関してはそのまま提出、
違うものに関しても複数個予め用意したエピソードから適切なものを選び、指定文字数に収めた。
大学院生は学校推薦を優先的に使えたのだが、
第1志望企業が決まっていなかったこと、
そしてなにより学校推薦は企業に対し頭を下げて入社を懇願するみたいでわたしは嫌であった。
本当に来て欲しいと思ってもらえる企業に行きたかった。

合計7社の選考を同時に進めている中、早くに第1志望群の企業から内定が出た。他の第1志望群の企業の選考前に内定承諾期限が設定された。かなり迷った。10年、20年そこで勤務するとなった場合、転勤があったとしても、県内で住むこと、将来性は不安であったが、1番興味のある製品に携われそうであったことから、内定を承諾することとした。承諾する電話をかけると、「え、承諾するんですか?」と言われ、不安になったが、そこに決めた。

H君と私がその業界で日本1位、2位の売上を誇る企業に就職するとはなんと凄いことか。業界が近いせいか、H君とは車で30分くらいの距離の寮であることも分かり、社会人生活は順調に行くかと思えた。

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