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リーダーがストレスに打ち勝つための必須の知識

久しぶりの投稿となりました。心を亡くすと書いて「忙しい」と読む、とはよく言ったものです。最近、忙しい日々が続き、心を失いかけていました。ようやく解放された感じがします^^

この時期に、久しぶりに感じたのは、忙しいときに伴うストレスでした。
年度末のこの時期、慌ただしくしていませんか。

リーダーは、業務的にも立場的にも、この時期は特にストレスを多く受けているかもしれませんよね。

多くのリーダーは抵抗力が強く、適度なストレスがかえって良い緊張感をもたらし、能力を発揮させることもありますが、限度を超えると精神的、肉体的に様々な症状が現れ始めます。

リーダーは前向きで、適応力や忍耐力に優れていることが多く、過酷な環境でも「自分なら耐えられる」と思い、乗り越えようとすることが少なくありません。

乗り越えられるときは良いですが、時には限界を超えてしまい、メンタルの不調や病気に陥ることもあります。

そこで今回は、ストレスにはどう対処すればよいか、3つのポイントをお話しします。


1、ストレス調整


ストレスは自分でコントロールできると小さくなります。
逆に、ストレスは抑えようとすると大きくなります。抑圧や我慢です。

コントロールできそうなストレスは、工夫して小さくしましょう。

例えば、不安がストレスになっている場合、不安の内容を明確化すると、不安は心配へと変わり、扱いやすくなります。心配事に変わったらそうならないように準備することができます。

完璧主義や責任感が強すぎる場合は、心の持ち方を意識しておきましょう。いつも完璧にすることはできない、間違えることもあるしできないこともある、と何度も思い出しましょう。

上司や部下との対人関係がストレスの場合、自分でコントロールすることは難しいかもしれません。だからと言って、感じないように我慢したり心の中に閉じ込めて抑圧したりすると、知らない間に、ストレスは一段と大きくなってしまいます。

まずは、ストレスを感じていることを自覚しましょう。これも一種のストレス調整です。


2、ストレス対処


ストレスを感じている環境の問題を解決するか、
ストレスに対する耐性を高めてその環境でやっていくか、
ストレスの対処としては、結局どちらかになります。

仕事量、役割、人間関係、全て含めて職場環境です。
ストレスを感じている問題を解決できそうなら解決しましょう。
この時にポイントとなるのが、一人で解決しようとしないことです。一人で解決できていればストレスになる前に解決できています。できないからストレスになっています。助けてもらえる人と一緒に解決していきましょう。

また、環境を変えることも問題解決のひとつになりえます。今の環境から別の環境にいく、転職や部署異動など、時には選択肢の一つとして考えてみましょう。

自分の限界を超えていないかを見分けることが重要ですが、ストレスに対する耐性を高めてその環境を乗り切ることもあります。この時に大切になるのが、次に紹介するポイントです。


3、ストレスを癒すための環境整備


ストレス耐性の高めるうえで一番重要なのは、我慢強くなることではありません。

ストレスをすぐに癒すことができる環境整備をしておくことです。

否定したり責めたりせず話を聞いてくれる、遠くから見守ってくれている、必要な時に励ましてくれる、疲れ果て、傷ついた時に安心して回復することができる、そんな環境を整備しておくことです。

人によっては、家庭や家族がそのような場として機能しているでしょう。
また、メンタルヘルスコーチなどの専門家のサポートを受けている場合もあるでしょう。先輩や同僚、友達や兄弟など複数人の合わせ技で環境を整えている場合もあるかもしれません。

ストレス耐性とは、ストレスを受けにくい心を持つことよりも、心を癒せる場をもっていることの方が重要です。

なぜなら、傷つかない人はいないからです。みんな多かれ少なかれ、ストレスを受けて傷ついています。その傷が早め早めで癒やされていく環境があることが、ストレス耐性が強化されることになるのです。


まとめ;


リーダーが直面するストレスは避けがたいものですが、その対処法には大きく分けて三つのアプローチがあります。
1、ストレス調整
ストレスを可能な限りコントロールすることで、ストレスを調整します
2、ストレス対処
問題を解決するか、ストレスに対する耐性を高めることで、ストレスを対処します
3、ストレスを癒すための環境整備
心が癒される環境を整えることで、ストレス耐性をさらに強化することができます

リーダーとして、ストレスは避けられないものかもしれませんが、それを管理し、健康的に対処する方法を学ぶことは可能です。自分自身と周囲のサポートを有効に活用し、バランスの取れたメンタルヘルスを保つことが、持続可能なリーダーシップには欠かせません。

リーダーは自身のウェルビーイングを保ちながら、チームや組織にとってもより良い影響を与えていきましょうね〜




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