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リーダーはメンバーのやる気スイッチを押せるのか?

わたしたちが、仕事をする動機はいろいろあります。

自己実現のため
成長欲求を満たしたい
人のため、社会のために役に立ちたい
人から感謝されるのがうれしくて
人や社会から認められたい、承認されたい
収入を得て安定と安心を確保したい
自分の好きなことを表現したい
社会と繋がりたい
冒険したい、挑戦したい

あなたはどんな動機で仕事をしていますか。

わたしたちは、それぞれ異なる価値観や目標があるので、仕事をする動機は様々です。

そして、この動機が、仕事へのモチベーションにつながっています。

しかし、あるときこのモチベーションが保てなくなって、やる気が出なくなることがあるのですよね。


動機別、モチベーションが下がる理由

では、仕事に対する「動機」を軸に、モチベーションが保てなく理由を考えてみましょう。

● 成長欲求を満たしたい場合、
成長を感じられなくなると、やる気がだんだん下がってきます。

● 人のため社会のために役に立ちたい場合、
役に立っている手ごたえを感じられないと、やる気が持続しなくなります。

● 人から感謝されたい場合、
感謝されるほどの成果を出せないと、次へのやる気につながりません。

● 人や社会から認められたい場合、
人からも社会からも認められないと、やる気がでないだけでなく精神的につらくなっていきます。

● 収入を得て安定したい場合、
収入に不満を感じると、やる気がなくなり必要以上の仕事をしたくなくなります。

● 自分の好きなことを表現したい場合、
好きなこと以外の業務が入ってくると、仕事全体のやる気が失せてきます。

● 社会と繋がりたい場合、
人間関係がうまくいかなくなると、気持ちが沈んでやる気はなくなっていきます。

● 冒険したい、挑戦したい場合、
冒険や挑戦の機会がなくなると、次の冒険や挑戦を求めて去っていく可能性があります。


やる気スイッチは押せない

このように、人によって、モチベーションが保てない理由ははさまざまです。

その他にも、疲れていたり、人間関係に問題があったり、家族の負担が大きかったりするときも、仕事が手につかなくなってきます。

この状況で、リーダーとして、やる気をなくしているメンバーに、何ができるでしょう。こうすればやる気になってくれる、という秘策はあるのでしょうか。

様々すぎて、一律のアプローチではまず無理ですよね。

一般的には、「やる気はこうして出させる!」というようなハウツー本がありそうですが、

わたしたちは一律ではありませんし、限りなく多様なので、ハウツーでカバーできるようなものでもありません。

では、リーダーとしてどうすればいいか、

一つの可能性として、

リーダーとして、一人一人の事情に対して、サポートすることはできるかもしれません。

相手の事情を知ること、知った上でそのことを二人の間で話題に出すだけでも、困っている人にとっては、意外と救われるものです。

やる気が出ないのは、リーダーも困りますが、実は本人が一番困っています。

普段から会話して、メンバーはそれぞれどんなニーズがあって、どんな動機で仕事しているのか、ふんわりでも知っておけるといいですよね。


まとめ;

時にはきっぱりと、成果を出すように求めることも大事ですが、相手の事情を想像してみることも、合わせてぜひ試してみてください。

リーダーがチームメンバーの「やる気スイッチ」を直接コントロールすることはできませんが、支援と理解を通じてモチベーションを促進できる可能性を探ってみませんか。


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