見出し画像

職場の雰囲気をよくするリーダーの共通点

1日の長い時間を過ごす職場の雰囲気がよいと、気持ちが前向きに明るくなりますよね。でも、雰囲気が悪いとその場にいればいるほどストレスがたまります。

職場の雰囲気を左右する要素として、リーダーの存在が大きいことは間違いありません。では、どんなリーダーが職場の雰囲気をよくできるのでしょうか。


日本は「恥の文化」

まずは、日本の恥の文化について、ふれておきますね。

日本は「恥の文化」、欧米は「罪の文化」と言われており、日本人は「罪」よりも「恥」を重視する価値観を持っています。

日本では、古くから個人よりも集団の利益を重視する傾向があります。そのため、個人の行動が集団の規範や常識に反すると、その個人は集団から排除されたり、孤立したりする恐れがあります。

この恐怖や不安が、日本人が「恥」を強く意識する理由の一つと考えられています。

このように、日本人にとって「恥」は重要な感情なので、人間関係の中でも大切に扱う必要があります。
逆に言えば、これを大切に扱うことができると、とてもよい影響がうまれます。


職場の雰囲気がよくなる方法

では、リーダーはどのように「恥」に関わればよいのでしょうか。

まずは、相手に恥をかかせないようにしましょう。

相手に恥だけはかかせないようにする、それだけで人間関係の摩擦は激減します。

簡単なことのようですが、恥だけはかかさないようにするぞと思っているだけで、人間関係はうまくいきやすくなるのです。

人前で怒ったり、ミスを指摘したり、知らないことを露呈したりして、相手に恥をかかせることは、相手を恐怖に陥れています。

しかし、リーダーが、恥だけはかかさないように気をつけていていると、

周りから、わたしたちのリーダーは、「人に恥をかかせるような人ではない」と信頼され、

相手は、恥をかかされるかもしれない、という恐怖を抱かなくてよくなります。その結果、安心して付き合うことができます。

さらに、上級編としては、
恥をかいている人をさりげなくフォローできるといいですね。

人前でミスをした部下に対して、自分はもっと酷いミスをしたことがあると、その人たちの前で発言して場を和ませたり、

先輩が後輩を叱責して職場の空気が悪くなっている時に、リーダーが気の利いた話題転換をして空気を変えたり、

少し難易度が高いですが、これができると圧倒的に職場の雰囲気はよくなります。

・相手に恥をかかせない
・恥をかいている人のフォローをする

よかったら、この二つのこと、心に留めておいてくださいね。
きっと職場が快適で安心できる雰囲気のよい空間になります。

職場の雰囲気は、離職防止にも繋がる大切な要素です。リーダーの存在で雰囲気をよくしたいですね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?