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【クリエイターのゲームプレイ日記】ブレスオブファイア2

どうも、こっこです。

ここ最近は国語辞典と友達になりました。調べるときはいつも頼っています。
(前まではネット辞書でした)

引き続きRPG全盛期の作品を遊んで勉強をしています。

今回は前回感想文の通り、「ブレスオブファイア2~使命の子~」を遊びました。

販売開始したのが1994年。前作から1年くらいで完成していますね、早い。今回はエバ教というヤバい宗教から世界を救う王道コマンドRPGです。

さて、前回に続きここからは思ったことを矢のように書いていきます。ネタバレがあるのでプレイしたい人はプレイしてからまたいらしてくださいね。

あと微妙な点も正直に書きますので苦手なお方は3項を飛ばしてお読みくださいね。

生きているのにー!

色々な意味で思い出に残る作品だった。

この感想が的確なんじゃないかな、と思います。いい点もめちゃくちゃありますし、これは微妙だなって点もあるからです。加えてある意味印象的なシナリオだったり。

ってわけで個人的な好みをいくつか挙げていきます。

おもひでの一枚

1.シナリオ

シナリオはめちゃくちゃ良かったです。特に後半。

前半はふざけたお話が多いのに対して後半はマジで残酷です。
好みは分かれるかと思いますがボクはけっこう好きです。

特にカエルと壁と戦うランドさんのシーンが印象的でした。
(まあカエルはプレイした人は察してください。あの料理大会です)

シナリオについてはめちゃくちゃ感情が動くなーって思ったのでとても良かったです。

犬カエル草アルマジロみたいなの

2.個性的なキャラたち

前作に引き続きキャラはユニークでした。防御時のモーションや魔法モーションが個性的なのも細かいなー、と思いました。

今回は究極合体もあるので使えないキャラはいないんじゃないか、と思いますがそれでも個性が輝いているなーって思いました。
キャラの変化もけっこう好きでしたし(特にカエルは前作のシャイアンを思い出すような感じで好きでした)。

なおアスパーは19レベ止まりの模様

シナリオと重なりますが、ステンというお猿さんにはキャラメイクの力を感じました。

普段はあざけている彼ですが、彼の故郷に帰ると色々と分かっていきます。

この作品はシナリオもそうですが、表裏の書き方が本当に神がかっています。

加えてNPCもけっこうクセが強くて面白いなー、と思いました。プレイキャラ以外もこだわっている点に細かさを感じました。

だからこそキャラが印象に残る作品だと思いました!

これによりディースさんが更に使いやすく!

3.魔法周りが改善されている

これは助かるなー、と思いました。前作は魔法の説明がないのでなんだこれ、になりましたが、今作は説明があるので困惑は少なくなりました。

前作よりもグンと細かくなった!

4.ドットデザイン

ドット絵のクオリティが格段に上がっているなー、と思いました。

味方もリンプーあたりを見てクオリティの変化にめちゃくちゃ気づきますし、敵もこれ作ったのか、ってくらいクオリティが高かったと思いました。

特にガーゴイル系はRPG感がしてけっこう好きでした。あとバルバロイさんは神デザインだと思います。

なおリアルにならなくていいやつやデカくならなくていいやつもいるが。

こいつのハズレ感は異常

5.レベリングの救済措置

デカモンスターにはお世話になりました。おかげできついレベリングは序盤だけでした。途中からはすり替え、切り裂きで更に効率が上がりました。ありがとうございました。

ただし虫が嫌いな人にはきついが……

やらかしたのはボクだけじゃないハズ

6.共同体の追加

新しいことに挑戦しているなー、と思いました。極めたら早く終わるし自分なりにアレンジできるしすごいいい発想だなー、と思いました。

大工は一人だと思ってアラビアを選んだやつなんていないよな???

私です。
(加えて変なキャラを入れてしまって以降攻略サイトを頼るようになりました)

当時を感じられるBGM

7.BGM

BGMあたりはグレードアップを感じました。戦闘BGMはもちろんのこと、ラスボスどころか前座にまで専用BGMが付いているので改良されているなー、と感じました。

後半の宗教じみたBGMはけっこうホラーでした……

ノーヒントで激ムズなグッドエンド

8.エンディング

エンディングは3つあって色々な感情を抱けて面白さを感じました。

うち二つは悲しい感じでした(けど話に沿っている感じがあったので正史なのかと)。

ボクが語りたいのはもう一つです。

そうはならんやろw

めちゃくちゃぶっ飛んだエンディングが降臨してきました。
話に沿っているかはさておき個人的にめちゃくちゃ好きです。

後半は暗い内容が多かったのでこれにてお開き! みたいなこのエンディングもありだなー、と思いました。

全体的にいい点がとても目立っていました。クセが強く賛否あるかもだけどボクは好きです。
ただ、微妙な点も目立ちました。またもクリエイターとして正直に書いていこうと思います。

教育される図

改善の余地がある部分

だから直せーってわけじゃありません。完璧な作品なんてどこにもありません。ってかアプデなんて現代の考えですし昔はそんなものなかったのでむしろ産物として挙げられるのです。クリエイターとして感謝しかありません。(と再び1のときの文を引用します)
というわけで、いちRPG制作者から見たもっとこうがいいのでは? という部分を挙げていきます。

イヤほど見た光景

1.ゲームバランス

惜しくも神ゲーにならなかった原因その1です。これはもうね、泣きそうですよ。Switch版だからズルプレイ(巻き戻し)に頼っていましたが、普通にプレイするのはある意味縛りプレイになるんじゃないかってくらいバランスが悪く感じました。

まずは序盤です。

フタビ山を攻略するのですが、ちびゴブリン強すぎじゃないですか?
二人(うち一人ヒーラー)いるのにパーティが半壊以上になるんですよ。

安定の直撮り

プラチーネ戦記かな?

※プラチーネ戦記とはRPGツクールフェスで作ったクソゲー(本人公認)

おかげでめだまグミを狩りながら装備揃えました(涙)

続いてカペタン村の井戸です。
(その前のアーガスもよく言われますが主人公を集中狙いしてくれたおかげで難なく攻略できました)

奥にいるカメ(ゴンチャロブ)はもちろんのこと、アリが強すぎてレベリング+装備を揃える羽目に。

他にもサルパートや、トイレの洞窟など強すぎだろってところは幾つもありました。

終盤は究極ニーナのお祓い祭りだったので気になりませんでした。戦わないのは正義!←

後半の野生は大体これ

2.エンカウント率

神ゲーにならなかった第二の理由です。
前作も高めでしたが、今作は高い+強いなので絶望レベルでした。

加えて前作で活躍した「まもりけむり」が弱体化して無効から軽減(しているかも謎レベル)になりました。同じ効果のラークも然り。

魔物「ラーク? 飲食店かな?」

前作がどうか覚えていませんが、今作は酷いと3、4歩進んだだけでエンカウントします。

分かる人には分かるエンカ率5(最大)

プラチーネ戦記かな?(二回目)

この強すぎる+多すぎるエンカウントで話なんて忘れちゃうくらいになります。

だから途中で投げる人もいるんじゃないかなー、と思いました。

驚愕の距離!

3.面倒なお使い

第三の理由がこれです。

特に前半ですが、めちゃくちゃ長い距離を何回も往復することになります。ランドさんに頼んで転がったとしてもめちゃくちゃ長いです。

じゃあヒュールやテレポートアイテムでワープすれば良いじゃん。

海に出るまではないようなものです(加えてそんなアイテムはありません)。

というのもタペタ(カエル)が加入する前にお使いが溢れていますし、その彼も10レベから14レベまで上げないと覚えません。

だからディースを捕まえるまでは地獄です。

後半にも回しに回されであれ、何やったっけ? となるのですが、やはり前半が面倒の極みだったのでこれも気になりました。

こいつ巨大化するんだぜ?

4.前半のレベリング

このゲーム、海に出るまでが面倒です。
海に出てしまえばディースさんがなんとかしてくれますし、レベリングもできます。

しかし、その前は経験値、お金共に少ないので泣きそうになります。

加えて敵が強いので装備を揃えないと次に進めません。

GBA版では経験値やお金の量は改善されていますが、SFC版はほとんどレベリングじゃないか、ってくらい時間を費やすこととなります。

よって前半は作業ゲーと化してしまうので、導入しづらい作品となっているのです。

てきに「あいにくくなる」

5.アイテムの謎弱体化

これは謎です。なぜ弱体化したのか、とても謎でした。

先ほども出てきた「まもりけむり」もそうですし、AP(一般的にMPと呼ばれるもの)を回復する「ちりょくのみ」を使うとなぜかHPが減ります。

アイテムではないのですが、ヤクリ(状態回復)が毒と半ゾンビのみになるという弱体化もあるのが少し気になりました。

呪いを振り撒くハエは絶許
(前作は戦闘後に消えたが今作は消えずに残るので地味に気になるんですよ)

分かりませんわ(涙)

6.前作と操作がかなり変わった

これは困惑しました。おかげで今回は仲間の技はないのかなー、と思いました。

加えて地図もなくて不便だと思いきやまさかのセレクトボタン。
前作の洗練を受けた人はこれに苦戦してしまうのでマイナスポイントだと思いました。

戦闘面でも防御がRボタンを押さないと出ないのでこの難易度で防御なしかい、って思うこともありました。
(なお中盤で気付いた模様)

※ちなみにSwitch版だと説明書がないので1のままかと思いやすく、更に苦戦するのです。

ガンヘッドがいないだけで平和

7.釣れない魚

これは単に好みのお話ですが、狩りと釣りの難易度がいきなり上がりすぎなんじゃないか、と思いました。

狩りは特定エリアに移動してするので逃げられる確率が高いのです。加えて後半になると害悪モヤっとボールガンヘッドが追いかけてきて大体狩りを終了させます。

釣りはミニゲーム化したので難易度が急に上がりました。体力が0になっても魚が釣れないし、糸が脆すぎてどうしようもありません。

なおストーリーでいらないこと、マニーロ(ショップ)や宝箱は比較的釣りやすい点が唯一の救いでした。
今作で「しろしかのつの」や「どフグ」を集めろって言われたら間違いなく萎えています。

デラレダン

8.出られないデルダン

ダンジョンから脱出する魔法があるのですが、出られないダンジョンがけっこう多いなー、と思いました。

しかもこの定義が不明で、エバ大教会という明らかに建物で使えるのに対して、ウパの洞窟という明らかにダンジョンで使えないという謎さを持っています。

しかもけっこう面倒なダンジョンで使えないので気になる部分だと思いました。

後半はとても良いのですが、やはり前半が気になりました。プレイヤーが入る前半だからこそもっと遊びやすくなるといいかな、と思いました。

前作に引き続き正直に書きましたが、ダメとは言いません。むしろゲームを作るにあたってゲームバランスを考えるいいきっかけとなりました。
難しい作品にしようと思いましたが、勝てないとやめてしまいます。だからこそここは大事にしていけたらな、と思ういいきっかけとなったのです。

その他余談

・好きな台詞

いやだまされるんかい!

・撃破パーティ
※陣形はどちらもウォークアバウト(普通の陣形)

こう並ぶと犬が強キャラに見える件

バルバロイ戦
主人公→アタッカー(カイザードラゴンなど)
ディース→ギガート、攻撃魔法
リンプー(究極)→ためアタッカー
ボッシュ→ミカテクト、リフラル等回復や補助

こいつは全体回復がないときつい。全体攻撃しか撃ってこないからだ。反撃もあるので尚更だ。ただ、宿敵というのもあってけっこうアツい戦いだと思った。もうラスボスでいいわ。

(ちなみに単騎決戦もできるが、だいぶ難しいようなので断念しました)

雑魚敵戦いたくないでござる

デスエバン戦
上3つは同じ
ニーナ→マルスの盾(道具)、補助兼魔法攻撃、あとはアイテム役

ラスボス(笑)

ヒーラーがいらないラスボスならここにいる。
前座は絶対ヒーラーが必須なのにこのザマとは……。

ただ体力は高いのでまあまあ頑張った。以上。

・仲間について
リュウ
→王道主人公。ドラゴンつよい。
ただしアレを食べるのは断ってくれ。

ボッシュ
→ヒーラー犬。ミカテクトもあり、便利。
ただし、野生で足かせになるので後半は留守番率が高かった。

リンプー
→今作のヒロイン。大体スタメン。
素早さが高く、攻撃力もあるので強い。究極になったら尚更である。「ためる」が強い。しかし紙耐久。

ランド
→保護者役。大体ボッシュで事足りる。
ただし鈍足高耐久を使ったテクニック戦法があれば輝くかも。
(なおアーガス戦ではずっとリュウにリリフを浴びせていた模様)
かあちゃん……

ニーナ
今回は脇役。
前半は消去法で入れて、中盤はディースに座を奪われる。しかし終盤になって輝くし、ディースと差別化もできる。
究極合体で使える「おはらい」は敵を追い出す強スキル。強すぎるエンカウントと戦わなくていいのはデカい。加えてキリエは盗人の墓やラスダンのゴルゴンライダーやカロンなどのレアドロモンスターに効くし、ワースでビッグハンドを狩れる。だからこそ終盤はずっと入れていました。

ステン
→万能な猿。モンハンでいう片手剣みたいなもの。
初心者でも使いやすいし、究極の「すりかえ」でモンスターを変えるのはレアドロ狙いで使える。
共同体を極めていればアイテム役にもなれそうな便利キャラ。
しかし、アラビアにしてしまったためほとんど留守番でした……

タペタ
→カエル。究極はカッコいいが……。
「きりさく」をグミオウで使ったくらいであとは共同体管理役員でした。
あと料理役は絶対に任せませんからね。

アスパー
→草。ニーナやディースで充分。
ファマ村に行ったらあとは共同体の掃除係。

ディース
→前作に引き続き最強の一角。
加えて今回はギガートが使えるので器用に動ける。耐久力が魔法使いじゃない(褒め言葉)。
SFCのBOFといったらディースの印象が強い。
ただしカエルの城民がビビらないのは謎。

・その他キャラについて
パティ
→色々と思ったことがある。
私個人としてデジャブを感じたが……?
(正体の名前がね、うん)

ハバルク
→今まで遊んだ作品でぶっちぎり一番の悪党。
民衆の前で○人とか普通じゃない。
加えて主人公たちの村で神父に化けるのだからもうこいつはやばい。
なお戦うと弱い。

なんとかクリア!

まとめ

いかがだったでしょうか?

共感できる部分があった方もいるのではないでしょうか?

今回は全体的にゲームプレイして良かったと思いました。
良いところ、悪いところがハッキリしていて勉強になったからです。

というわけで今回もここまで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。
次は何をするか決めていませんが、引き続きゲームプレイはしていきます。

では、次の幕で。

p.s.
3のリメイクお待ちしております!

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王道RPG『古今東西! トライサモナーズ』を制作中です。
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※仕事の請け負いという形はあるかもしれませんがモノを押し付けたりすることはございません。そーいうの好きじゃないし。

色々と喋りましたが、ゲームのほうは11月下旬公開予定にしました。
まだまだ不束者ですが、応援のほどよろしくお願い申し上げます。




〈以下読むまでもない内容〉
※著者もビックリするくらい読まれていたため削除しました。
祝、300ビュー!
で締めておきます。

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