お金をいくら印刷してもただ紙幣の山ができるだけ・・・印刷するというのは実態に合いません。実際には日銀当座預金の数字が増えるだけ。印刷して火をつけて燃やしても世の中から紙の束が消えるだけです。お金を使わなければ経済に何の影響もないことは誰でも分かります。

　日銀はお金を発行できるが、それを使うのは政府と民間しかありません。デフレで景気が悪く儲かると思えない時、民間はそのお金を借りて使うなんてとんでもない、例え利息が０％でも借りたくないと思うでしょう。政府も緊縮財政でお金を使わない。こんな状況で発行されたお金が景気回復に貢献するはずがないと考えるのが普通だと思います。

　しかし、経済学者と言われる人たちは、なぜ「これで景気が良くなる」と考えるのでしょう。日銀はお金の発行はできるが使うことはできないのに、黒田さんはなぜ2％のインフレを約束したのでしょう。
　経済学者たちが嘘ばかり言っているように思うのは私だけですか？