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何が次世代へのつけ回しなのだろう

 現在の世代が将来の世代に負担を押し付けることを「次世代へのつけ回し」と呼ぶのだと言います。代表的な例として、国の借金(政府債務残高)や社会保障費の増大など、お金がかかることが増えることをそのように言う人がいます。

 しかし、私は例え国の借金が増えても、インフラの老化、研究開発力の低下、奨学金で押しつぶされる学生、少子高齢化など、今の世代が解決すべきことを対策しないで残す方がよほど次世代につけ回しているように思えるのです。皆さんは何が次世代へのつけ回しだと思いますか?

 これらの問題の多くはお金で解決できます。今はデフレの時代です。起きるかどうかもわからないインフレを心配しても始まりません。インフレになるまでどんどんお金を使って、解決してはどうでしょう。例えば、2022年3月末時点の返還義務のある奨学金の総額である約6兆9,593億円を国が負担すれば、奨学金負担問題は解決します。

 はい、これでつけ回し課題が1つ減ります。次は老朽化インフラの整備です。・・・残るはお金の問題だけになりました。お金を大増刷しましょう。
インフレになりました。インフレだと税収がどんどん増え、お金の問題もいつの間にか解決します。

 とは夢物語でしょうか?

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