古き善き日本の文化「祭り」

私は祭りが大好きだ

子供の頃は花より団子で出店の食べもの、おもちゃ、ゲーム
ワクワクする雰囲気すべてが夢のようなものだった。

年を重ね今、わたしは子供の頃のそれとは違った祭りの魅力に取り憑かれている。正直出店のものにはあまり興味がない。たまに「これは見たことがないな」とか「今はこんなものまで売るのか」と驚くことはあるもののそれを欲しいと思う事はとんと減ってしまった。

脱線してしまったが私が感じる祭りの魅力はその祭りを形成する人たちの熱気だ。祭りを作り上げている人たちから溢れ出るパワーだ。
老若男女問わず祭りを楽しもうとしている人たちからは笑顔が絶えない
屈強で強面の男性も、普段おとなしい老婆も祭りの時には笑顔になり活気が漲っている。これは日常では見られないものだ。

人のもつエネルギーはすごい。
語彙力にかけておりうまく表現出来ないが目に見えない力がその場の空気を熱くしその場にいる人たちの心を高揚させイヤな事を全て吹き飛ばしてくれる様な感じがする。

先日、酉の市が見たくて浅草の鷲神社へ赴いた

天気は曇り。時折雨がぱらつく肌寒い日だったが熊手を売る人も買う人も
みんな笑顔で活気があった。あちこちから聞こえる「商売繁盛」「繁盛繁盛」の掛け声。聞いていてとても心地よくウキウキするものがあった。

祭りはいい。感染症対策で数年自粛されていたがまた各地で祭りが再開されてきた事はとても喜ばしい事だ。

「祭り(まつり)」という言葉の語源は「祀る(まつる)」らしい。
神を慰め、祈願すること、またはその儀式を指し、土着の神様に感謝や願いを届ける。

来年もまた来よう。
君と二人で


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