認知症に新薬が出来た今、どれだけ早く認知症外来と繋がれるかが鍵になる。

テレビで認知症のサインを紹介していますが、
どれも全く当てはまってなかった我が母

今思えばあれがおかしかった③

街でお年寄りの歩き方を観察していると特徴的な歩き方を見かけます。

肩幅に足を開き
下を見て
小さい歩幅で
太ももを使わずに
左右に体を小さく振りながら
低速で前進している
病院などの静かな所で一緒に歩いていると
靴を引きづる音が目立つ。

母は気がついた時にはこの歩き方をしていました。
「股関節が痛いし、転ばないように気をつけてるからよ」
と本人が言うので、
それでお年寄りはヨチヨチユサユサ歩きをしてるんだぁ
と思っていましたが、
あまりに格好悪いので
「なんかお母さんの歩き方素敵じゃないよねー
　背筋伸ばしてテンポよく１・２・１・２って歩ける？」
と言うと、
スラっと姿勢を整え、前をみて、太ももを使ってシャンシャン歩き出したのです。
「とっても綺麗よ！やっぱり踊りをやっていた人は違うのねー♪」
と言うと、嬉しそうに美しさを保って歩けるのです。
でもしばらくすると、元に戻る。。。
声をかけるとまた美しく歩き出す。

これって“転ばないように、段差がないか”だけに気を取られて
「姿勢を整えて意識して歩く」と言う行為を忘れているんだ。

と気がつきました。

腰が痛かったり、どこかをかばって歩いてるのとは違う。。。なんか変な歩き方！なんか違う！

を観察してみてください。