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いらずの目覚まし時計

朝、自然に目覚める。
時間さえくれば勝手に目覚める体質になっているから、目覚まし時計はいらない。
これが習慣化のなせる技よ。

もともと、朝に強かったわけではない。
断じて、ない。

むしろ、弱かった。
僕は朝のもう少しねむろう、のために生きているようなものだった。
けれど、ある日、変わった。
目覚めなければ、という使命感が強い。

いつからだろうか、朝の有効性を実感したあの時からだろうか。
正確には覚えていないけれど、朝に強くなった。

遅くとも5時に起きる。
早い時は4時、もっと早い時、特に飲酒せずに眠った時は2時か3時には起きている。

誰に頼まれたわけでもなく、自然に目覚めるのだ。
だってやりたいことが山ほどあって、それを少しづつこなしていくだけで、朝はすぐに終わってしまうもの。

これだけは、気付いたもの勝ちだと思っている。
みんな早く気づくように祈っている。

ささやかだけど、星降る夜に。

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