プロポーズは突然に

プロポーズとは、予想外のタイミングで
やってくることもあるんだなと思った

私が社会人3年目、彼が社会人2年目の冬に、
「ボーナスをもらったから指輪をカウヨ」
って突然言われた
え、ちょっと待って待って
買うよ???????ってなに????
おそらく言った後に、やべって思ったのか
「ん-まあなんでもいいけど、とりあえず指輪のサイズってなに?」
ってLINEで聞かれて、自分の薬指を眺めて困ってたら
「急いでます」って言われて
待ってこの人もしかして、まさに今お店に行って
指輪を見てる最中で、サイズに困って聞いてきてんだって
彼らしくない焦りにクスッと笑った覚えがある

彼の前職はまさにブラック企業🐦‍⬛で、
プライベートの時間なんて本当にない中で
この決断をしてくれたことに愛を感じた
その日の夜、
史上最高金額の買い物をした彼からの電話は
いつも以上にテンション高く、嬉しそうだった
「いつ渡そっかなぁ(ニヤニヤ)
あ、いや、何を買ったとか察しないでね」

….まあ相場指輪だよなって(笑)
指輪カウヨって言ってたしな、うん、指輪だよな
これで指輪じゃなかった場合、
逆サプライズ大成功みたいになるし
反応にも困るし、指輪であることを願ってた(笑)

そうなると、つぎはその指輪が、
どう私に渡されるのかが問題(笑)
指輪を買ってくれたことを知ったからには
毎回のデートはいつも以上に張りきったし、
できればおしゃれなホテルでお花とかと
一緒にひざまずいて見上げてプロポーズしてほしいしナァって思ってたら
「寮に置いておくと盗まれそうだから渡していい?」
と言われ、急遽計画的にプロポーズが行われることが決まった(笑)

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