見出し画像

体験を通してつなげる(3)

次男が確率のイメージが持てると良いなと思い、夫に頼んで次男に手ほどきをしてもらったことがある。

確率や統計と聞くと、降水確率を見て傘を持って行くべきか決めるなど身近な存在である一方、とっつきにくいイメージがある。低学年に分かるように教えるのは至難の技かと思いきや、楽しく教えてくれた。

夫はまず家にあったサイコロを使って、写真の一番下の紙にあるように、サイコロ2つを組み合わせてできる数のパターンを次男と一緒に作成していた。

そうすると、一番小さい数が2で、一番大きい数が12になり、出やすい数が何で、何故そうなるかが一目でわかる。

夫から次男へ確率の手ほどき

それがベースになって真ん中の紙に書いた二項分布が出来上がるという事を説明していた。

そして最後は検証。実際に何回かサイコロを振った結果が1番上の紙に書いてある。3と11については、サイコロの中心がズレていた可能性があるが、基本的には予想通りの結果となったと思う。

ここからは、サイコロ2つを振って出た数と、自分が選んでおいた数がマッチしたら当たりというゲームをして、次男がどの数字を選択するかで理解度を確かめたり、試す回数が少ないうちは当たらないこともあるとか、そんな話をしていたのではないかと思う。

私の方からは次男と長女を連れて渋谷のハチラボに行き、巨大な二項分布のパチンコで遊ばせている。次男はこの形に見覚えがあり、お父さんと遊んだことを思い出していた。

(玉だけにたまたまなのか、それとも重要な法則が?)

(4)につづく