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虹を見ると、なぜ希望を感じるのだろう

帰り道、ちょっと遠回り
ミストのような小雨がパラパラと落ちてきた。
お天道様もでているのにきつねの結婚式かなぁと、
ふと見上げたらきれいな虹が……。
近所の川土手、
好きなのよ、ここ♪
インドのタージマハールの裏で見た川と似ている。
砂州があって広くて浅い。

住み始めて数年こっち側に足を運んだことがなかった。
公園があって、その公園をみる度に向こうには何があるのだろう……。
気にはなっていたけれど、用事がないからそのままで、
生活圏は公園を背にして駅方面だった。
でもある時、どうしても知りたくなった。
用事はなかったけど、見に行ってみようと思った。
用事のない公園をつっきって、土手の階段を上がったら
うわっと思った!
心がぱぁ~っと開いた感じがした。
左から右に川がゆったりと流れている。
180度遮るもののない世界。
この川に呼ばれたのかと思った。
それから、ときどき走りにいったっけ(20分だけだけど)。
悠々と散歩する姿、春は土筆をとっている人も
ランニングや通勤通学の人が行きかう
なんとも平和な日常の光るシーンがあった。

なんでもない日常
小雨に濡れても、虹に出会えることもある。
一歩がでない時もあれば、自然と導かれる時もある。
なんか心に、なんの希望ってこともないけれど
心にも虹がかかったようだ。


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