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第5回 将来に向けて際立つAIエキスパートの不足となるためのステップ(読む時間の目安各3分)

第一章「AIプラットフォーム提供のGigalogy株式会社の創業者及びCEOモスレ・ウッディンがAIとの出会いを語る」

AIエキスパートの不足について、何度か伝えてきました。
今回は、AIエキスパートを増やしたいからこそ思うこととその取り組みについて話します。

AIエキスパートの人材不足に目を向けると、日本経済新聞によれば、12万人のAIエンジニアが2030年までに不足する。これは、やがては、30万人の不足になるだろう。
なぜ、AIエキスパートの養成ができていないのか。
大学のカリキュラムにまだ対応できていない。情報工学などでは、AIの講義はあるが、より専門性の高い機械学習エンジニアリングのような課程、専門課程が存在しない。

これは、第3回で話したことと重複するけれど、大切な事なのでもう一度伝えます。

AIエキスパートになるには技術と専門知識を長年重ねて行く必要があります。今日はどこからはじめれば良いのかについて話します。
僕は最初にお伝えした通り、数学が好きで大学では情報工学を専攻していました。
数学・物理学の知識は望ましいが、このバックグラウンドでなくても次のようなステップを踏めば一歩AIを専門にできる仕事に就くことができます。

第1ステップは、プログラミング言語を学ぶこと。例:Python など。そして様々な機械学習に関するライブラリやパッケージを実行してみる。例:Scikit Learn など。
学生の立場ではAIの特化コースが無い一方、オンラインで受けられるコースがいくつもある。そこでスキルを習得できます。

第2ステップとして、自分の周りにある課題の中で、AIを使ってどの課題が解決できるかを考える。課題を見つけたらステップ1で学んだことを使って解決策を考えて実行する。

第3ステップ、AIに関連するプロダクトの会社にインターンとして入ってリアルライフの課題に直面してみること。インターンの面談の時ステップ1と2で実現したことについて詳しく説明できれば合格するチャンスが高い。

良い兆しも出てきています。昨年バングラディシュに出張しましたが、ITインキュベーターがバングラディシュ第2の都市チッタゴンにできました。ここで直接大学生の中からAIエンジニアを養成しようと考えている。AI専門課程がない大学の教授も興味を持ってくれている。

第6回に続く

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