イラストで学べる!新しい切り口のPhotoshop本でPhotoshopを勉強しよう~ツールの概念からデザインの考え方まで
定番写真・画像加工ツールPhotoshop。1990年にバージョン1.0が出て以来、30年以上ものあいだ、多くのクリエイターたちが愛用し、世の中にあるさまざまなクリエイティブの誕生には欠かせない存在となっています。
一方で、昨今の技術進化に伴ってツールの機能が多様化し、使いこなすためには学習が必要で、これまでたくさんのPhotoshop解説本が発売されています。
いろいろな本がありすぎるがゆえに、とくにPhotoshop初心者の方々から「どの本を買えばいいのかわからない」というお悩みの声をお聞きすることも多いです。
Photoshopをこれから学び始める人の最初の一冊として好評なのがこちらの本。初心者が最初に思う「なぜここでこうするの?」「どうしてこうなるの?」を、わかりやすくイラストで解説してあるのが人気のポイントです。
そのような中、イラストを中心とした新しい切り口の解説書『イラストですっきりわかる! Photoshop』が好評発売中です。
著者は、フリーランスのイラストレーターとして活躍するイシクラユカさん。
『イラストですっきりわかる! Photoshop』では、イシクラさんのわかりやすく、そして、誰もがホッとするようなテイストのイラストともに、Photoshopそのものはもちろん、デジタルクリエイティブを扱う上で知っておきたい基礎知識まで、ていねいに優しく解説。
イラストとともにPhotoshopや画像編集をわかりやすく解説
それでは、その中身を少しだけ紹介します。
画像編集する上で必要な知識
Photoshopの本だからといって、Photoshopの機能紹介だけではありません。Chapter1では、「画像編集する上で必要な知識」と題して、画像解像度や色の概念について、イラストともにわかりやすく解説しています。
Photoshopを使っていて、なんとなく目にしていた「解像度」「ピクセル」という単語や、「CMYK」「RGB」が持つ意味について理解できます。
Photoshopの基礎知識
Chapter2では、「Photoshopの基礎知識」を機能別にまとめています。
「2-1 ファイルに関する操作をしてみよう」「2-2 Photoshopの画面構成」など、初めてPhotoshopを使う方はもちろん、クリエイティブツールそのものに初めて触れる方でも、イラストともにわかりやすく理解できる構成となっているのが特徴です。
レイヤーやマスク、さらに具体的な画像編集まで
Chapter3以降は、以下のような構成で解説しています。
Chapter3 レイヤー
Chapter4 選択範囲とマスク
Chapter5 ちょっとした画像編集
Chapter6 色調補正
Chapter7 フィルターとレイヤースタイル
Chapter8 シェイプとパス
Chapter9 パターンとグラデーション
Chapter10 テキストの入力
Chapter11 ブラシツール
Chapter12 目的に合わせた出力
レイヤーやマスクなどの専門的な機能、シェイプ、パスなど画像編集を初めて実践する人にとっては馴染みのないものを、1つ1つ項目に分けて、実例とともに説明しているのが特徴です。
2024年、Photoshopを使って、魅力的なクリエイティブを生み出そう!
以上、簡単でしたが、イシクラユカさんの『イラストですっきりわかる! Photoshop』について紹介しました。
最近では、Adobeが提供する生成AI「Adobe Firefly」がPhotoshopの機能にも盛り込まれてきました。今までは人間の力だけで、画像編集をしてきたわけですが、これからはそこにAIの力を利用することができます。
そのAIの力を最大限活用するためにも、まずはPhotoshopの基本について、しっかりと身につけてみてください。
Photoshopが使いこなせるようになれば、ちょっとしたポスターやチラシはもちろん、アイデアと想像力次第で、プロにも負けないクリエイティブを生み出すことができるはずです!
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