リスボンで最高なお散歩を
ポルトガルの首都、リスボン。
有給を取ってゆっくり行ったひとり旅の記録。
スペインから飛行機で2時間くらい。
ホテルに着くなり、荷物置いてすぐにお散歩へ。
もうとにかく、街が可愛い。
そこらじゅうの建物の色合いだけでワクワクできる。
ぼーっと歩いてるだけで満たされるくらい街が素敵。歩いてるだけで楽しい。迷子になっても全然イライラもしない、病的方向音痴にぴったり。
ふらっと海にも行けました。
京都の鴨川で等間隔で座ってるカップルに匹敵するくらい、等間隔で椅子に座る人たち。
写真手前の等間隔ルールぶち壊しおじさん、めちゃくちゃ眩しそうにしてるのにずっと頭にサングラスつけてた。
あてもなく数時間楽しいお散歩をした後、目的地に到着。
100年以上前に造られた、公共交通機関とされてるエレベーター。
ものすごい列でした。かなり並んだ。
めちゃくちゃ平日やで。みんな暇なん?
土日のビックサンダーマウンテンくらい待って、木製のエレベーターでゆっくり上昇。
エレベーターの上からの景色。
これは並んでよかった。思いの外時間かかったから、日が沈む前の空になってて、それもまたよかった。
青空でも綺麗やろうなあ。
私の友達数人は、上に登ったころには真っ暗やったそうです。
ほんまに思いのほか並ぶからご注意を。
夜はこんなにかっこいい。
回転率の悪い、とっても素敵なエレベーターでした。
2日目も、トラムを時々使いながらまた街歩き。
歩いてるだけで世界遺産がどんどんでてくる。
この日はジェロニモス修道院へ。
ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を見つけたことによってポルトガルは香料貿易で栄えることができた、それを讃えるために作られた場所。
まあ、並ぶ。ここも並ぶ。
前に並んでた、世界のいろんなところを旅行するのが趣味のご夫婦と仲良くなってべらべらおしゃべり。
こんな並ぶと思わんかった、みんな暇なんかな〜〜って言うと、本当にね〜平日なのに、って奥さんも言うてた。
万国共通で、自分のこと棚に上げてた。
なかなか進まない列やったけど、お互いの好きな国の話をしたりおすすめ場所をシェアしあったり、止まらないお喋りのおかげで楽しく待てた。旅行って素敵。
入場料が書いてある案内板を見ながら、夫婦が私にこう言った。
「あら、家族割なんかあるのね」
「君が僕たちの子どもってことで行く?」
旦那さん、ドミニカ人。
奥さん、アメリカ人。
いや無理やて。どんな遺伝子突然変異起きてもあなた達から私は生まれへんのよ。
さすがに大うそつきすぎるので、個々でちゃんとお支払い。
やっと入れた修道院は想像以上に壮大な場所でした。
空間としてはすごく壮大やけど、装飾は繊細で、海とか船に関連するものが掘られてたりして面白かった。
チャペルも本当に素敵でした。
暇かよって文句を垂れましたが、いろんな国の人があれだけ並ぶってことは、なにかそれだけ惹かれるものがあるんやなっていうのを改めてひしひしと感じたリスボンでした。
ここはヴァスコ・ダ・ガマの棺まであったよ。
こんな厳格な場所で遺伝子突然変異詐欺は絶対やったらあかんかったわ。やらんでよかった。
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