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『Well-being経営』を謳う企業が増えてる理由

人的資本は他の資本と何が違うのか
これまでの資本要素との一番の違いは、「人には"こころ"がある」という点。

Well-being(身体だけでなく、心や精神的に、また社会的に健やかな状態)を重視する考え方をする企業が増えてきている。
つまりは人が事業戦略の主役になってきているとも言える。

個人の成長→会社の成長
会社の価値向上→個人のチャレンジ機会創出

経営視点として、
物的資本→金融資本→人的資本へと変化してきている。

これまでの資本要素との違いは、「人には"こころ"がある」という点。
つまり"こころ"を動かすことができなければ資本価値は上がらないとも言える。
人事戦略としての取り組みには制度変更や福利厚生といった打ち手はいろいろあるが、それぞれに「思い入れ」・「愛着」・「共感」・「体験」といったものが向上しない限りはエンゲージメント向上にはつながらない。
エンゲージメントは一過性ではなく持続性が求められる。

それが「サステナブル・エンゲージメント」
①エンプロイー・エンゲージメント:
会社への帰属意識、経営理念、ビジョンの共感
②ワーク・エンゲージメント:
仕事に対するポジティブで充実した心理状態

ここでポイントとなってくるのは、
「個人がより良い生活を送らないとワーク・エンゲージメントは高まらない」
どんなに良い会社でも「エンプロイー・エンゲージメントは向上しない」
ということ。

つまりは、一人ひとりの働きがいや意欲を高めていくことが大切で、
根幹にあるのは『Well-being』であるとこと。

人的資本経営の礎は『Well-being』と言えるだろう。

労政時報4060号060Pより

難しいのは、『企業文化への定着』
どれだけ優秀な人を採用したとしても、その人が自分の意見をオープンに話すことができないとしたらその人の能力を十分に発揮されないからである。

社員への伝え方として重要なことは、目的や想いを熱心に伝えることも大事ではあるが、一番は『背景』だと思っている。
つまり、なぜ?の部分がどれだけ納得感のあるものなのかによって目的や想いの届き方は変わると考えている。

人が事業戦略の主役である時代。
つまり自分自身が自分の人生(生き方)に納得している人が会社内に増えれば、いい組織につながり、企業価値向上に寄与すると考えている。

資本と投資によって価値が上がる
投資→社員の成長→売上が増える→企業価値が上がる
どんな事業環境・事業戦略になっても、遂行できる人材を揃えることが重要

兎にも角にも『採用』が大事だと言い切れるのはこれまでもこれからも同じだと考える。

good luck!!

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