【出産記録】第一話『高位破水』

バキ童チャンネルで夜更かしをして、少し遅く起きた3月某日。
実はこの時点で出産予定日から1週間過ぎており、次の日から入院の予定でした。

「明日入院だし、今日は朝から甘いもの摂取しちゃお〜✨」なんてベトナムコーヒーと食パンを楽しんでいた9:15に事件発生。
尿もれ用に念のためつけていたナプキンにジュワンと生暖かい温度が…
尿もれ…?
まあだいぶ下がってきたしなぁ…
ネトフリでも見るかなっ。
9:35 ジュワワン、、、

うむ、さすがに違うと判断した私。
一応スマホで『高位破水 どんな感じ』と調べ、
当てはまることを確認し夫を起こす。

飛び起きて車を出す夫。
入院バッグ等を車に詰め込み、焦る夫。
不安そうに見送る義母ちゃんと義妹ちゃん。

病院にて内診。
「ああ、ジャバジャバ出とるねえ。笑」
『ですねえ。笑』
即入院。

最初に浮上した大切な議題。
個室か、大部屋か。

お金もかかるので私は「大部屋で」看護師にお伝えし、念のため夫に
「大部屋にしたけど、立ち会い?とかで気まずいようなら個室にするから教えてね」と伝える。
あとから荷物を持ってきた夫は『個室にしたからね』と。
あとから理由を聞いた。
念のため義妹(夫の妹)ちゃんに「大部屋にした」と言ってみたところしこたま怒られたらしい。

・破水して一番不安なのは奥さんだ
・兄ちゃんに気を使って大部屋でいいよと言うに決まってる
・命をかけて自分の子供を生んでくれる奥さんに個室料金も払えないのか

その通りだと反省し自ら個室に変更をお願いしたらしい。

正直、本当に大部屋でも良かったと思っていた。
がしかし個室に泊まって思う。
出産の時の病室は絶対に個室であるべきだと。

部屋の話はこの辺でやめておきましょう。

その後ベッドに横になるも、
羊水はジュワジュワ出続ける。
徐々に増す痛みの合い間に仮眠を取る。

朝まで定期的に心音を確認しに来てくれる助産師(看護師?)さん。

お腹の張り具合を確認するためお腹を触ってくれるのですが、その数分があの夜一番安心できた時間でした。


次回

【出産記録】第二話

『疲労と痛みの向こう側』


絶対見てくれよな。

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