あり

詩を書いたり、絵を描いたり、何かを作ることが大好きです。 誰かの心に響くものを作れるよ…

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詩を書いたり、絵を描いたり、何かを作ることが大好きです。 誰かの心に響くものを作れるよう頑張ります。 よろしくお願いします! Bluesky : https://bsky.app/profile/ari41619.bsky.social

最近の記事

悔い【詩】

許されたいと思うほど 何も言えなくなってしまって 負い目なく騙してしまえるほど 器用ではないけど 全てが正しいと思うほど 純粋ではないので 君のために悔いたいの

    • 王子様【詩】

      電話かけたろ 忙しいから出られなかったって言うけど 今夜何時間待てば折り返しがくるの 子供みたいなことをしないで 大人の話し合いをしよう 君が起きる頃に出て 君が眠る頃に帰ってくる 薄情というのなら、君の王子様はどこだ 俺が知ったのは 真実の愛だ、運命はこうだ、言ったそばから いや、 自分のことしか見えていないことに気づく 冷たい人

      • 内緒【詩】

        いい子ね、いい子 空っぽな美しさに涙できる人であれ 神様はきっといるんだ 私に気づいていないだけで この世界が突然崩れ去ってしまうのを 密かに卑俗に私は待っている

        • 筆海【詩】

          僕の作り出した筆海に 君が溺れてくれたらいいのに 笑って徹宵他愛ない話もできそうじゃないか 喜憂の繰り返し 少しずつ減る欣幸 次は酷い悪人にでもなってくれよ

        悔い【詩】

          博物館【詩】

          人体の中で最も美しい機能があって、それを飾って 君を招こう 幾度のテストも たった一つの奇跡のために この展示の全てが、君を愛している証拠だ 何を思うも自由だよ その成長は恐ろしい 延々見つめ合うけれど 永遠に見つめ合えないことが悲しい 君を人間にするために 僕らの一部は神様へと近づき その恩恵を受ける 血を流さずに産み落とされた 彼らは一様に従順な子供と同じ 何を教えてあげるのか、その責任が親の証 これらは一向に収集がつかない話 会話を聞いて辿るのは、発言の中の

          博物館【詩】

          描き直し【詩】

          この嵐は雲を散らして 青い情景、飽かず求めて 一枚の絵画 俗の一片目につかないんだ 優に描かれた とうとう脈々続く尊い 愛の話を君は知っているか 見栄と焦燥で鮮に溺れた 君と共にやり直したい

          描き直し【詩】

          家族【詩】

          取り乱したあのときのことを 忘れてほしいなと思うよ 僕らは幸運にめぐまれて 大きな成功を掴む予定だから 僕のかわいい弟 お前のためならばなんでもしてやろう かわいそうな半身 家族だからとは言わない お前だから連れて行くんだ

          家族【詩】

          本【詩】

          本が低くささやいた 人生は劇的であれ 僕は一人思いました 運命は荘厳なメロディー 不幸な恋人、君を大事に思うよ ただ僕を愛していないだけ さあ本を開いて あの人の言葉 僕は孤独な人なのかしら ずるずると意識の底へ 引きずり込む何かが欲しい

          本【詩】

          一途【詩】

          案外僕は一途なんだ どんな隔たりも災難ではない 永遠になくなるものなど 無いと思っているから 虚構の先 君だけを愛し憎む 浮浪の旅 何を得ても、成し遂げても

          一途【詩】

          悪夢【詩】

          ドキドキしたら今夜中 暗い海の底へご招待 過激じゃない お魚みたい 何かを教えてくれるの? ドキドキしたら今夜中 悪い夢のように繰り返そうよ 目覚めないままでいて セピア色の眠り

          悪夢【詩】

          流れ星【詩】

          夏は遠く 私を過去に閉じ込める 自転車に乗り、延々続く線路沿いを走る 全てを終わりにする魔法があれば 私はもうずっと苦しくない 手をすり抜ける その瞬間を繰り返す 流れ星よりも早く遠ざかる あなたが好き、あなたが好き、あなたが好き 私にはあなたしかいないよ

          流れ星【詩】

          箱【詩】

          求めているもの 大きな箱に 1つだけ 魔法の本を開いて ここにはない土地の名前メモして 目を閉じれば列車の中 歌う魚の声が響く水底へ 握手で測る心の温度 いつでもその手は冷たい 拍手で明るくお出迎え 行かないで、なんて甘えるみたい

          箱【詩】

          機械の人【詩】

          あなたが誤ることはない 乗り越えられる試練しかお与えにならない 人を模した、人を乞うた わたしにも未来はある あざが浮かぶ身体  その模様は美しく 機械の指で触れることは躊躇われた

          機械の人【詩】

          秘密【詩】

          おはようからおやすみまで 線を引こう、青か赤か そういうこと大事でしょう 犬や猫や鳥だってそう 線を引いた、恋をした そういうことわかるでしょう 生のサイクル 安心して、次はきっと大丈夫 ピンク色 花の刺繍 ひらひら揺れるリボン たんすの中を見てごらん 恋人がいるんだ

          秘密【詩】

          心配【詩】

          日の光  ネオンの煌めき  僕らが知らない時間は無い ずっと前から調子が悪いみたい  でもそれは僕のことじゃない 声が聞こえたらすぐに答えて 心配になる  大事にしてるから 二重三重に積み重なっていく 僕の思いを疑わないで

          心配【詩】

          サナギ【詩】

          サナギは終わり 飛び立てよ今 準備を終える前に背を押された どこまでも落下 頭を叩きつけるその時に 半回転 なんだかんだで着地する術を知る

          サナギ【詩】