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Jobgram診断が、教えてくれること

Jobgram(ジョブグラム)は、「ビジョン・カルチャー・スキルを可視化することで、社会における適材適所を実現できる」という仮説のもと作られました。

そして、サービスの要である「Jobgram診断」は、ビジネスにおける人と人・人と組織のマッチング、マネジメントやチームビルディングでの活用にて威力を発揮することをコンセプトに開発されています。

選考の一環としての性格検査・フィルタリングではなく、性格データを活用した人と人との相互理解を前提としたマッチングが行われると、募集企業と候補者の期待値が一致しやすくなるのです。

そしてユーザーは、自身の可能性に対し適切な期待を受けることができ、そこで活躍することにより、社会からの信頼が集まり、新たな可能性が生まれます。

性格データを正しく理解し、正しく活用することが、適材適所の実現において重要です。

そこで今回は、Jobgram診断でわかること、診断結果から読み取れることについて、くわしく解説しようと思います。

自分の診断結果と照らし合わせながら読んでいただけると、より理解しやすいので、もしまだ受けていない方はよろしければ。

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性格が数値化される

Jobgram診断は、60問ほどの質問に答えることで、その人の思考・行動のパターンを要素ごとにそれぞれ数値化し、分析しています。

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実際の診断結果がこちら。

Jobgram  ジョブグラム |性格診断をするだけで、あなたにマッチした求人がFacebookメッセンジャーに届く

(△各パーセンテージの基準は60%ですそこを超えると高め、下回ると低め)


このようにテキストでも解説されているのですが、それぞれの数値からもっと多くのことが読み取れます。

例えばこの人の場合、「合理性や論理的思考の数値がかなり低くて考えるのが苦手なのに、優柔不断が0でスピード感の数値も高い……うっかりミスが多そう」「効率重視だけど、合理性が高くないからただ単に面倒くさがりなのかも」というように、より深く読み取ることができるのです。

ではここから、診断の各要素についてくわしく解説します。

「思考」と「行動」

Jobgram診断は、2種類の診断から成り立っています。

■ 思考パターン

その人がどんなことに重きをおいて思考しているかを可視化しています。

リーダー(合理)
アナリスト(分析)
サポーター(奉仕)
エネルギッシュ(感情)

この4つの要素の数値の組み合わせによって、性格傾向を大きく16パターンに分類しています。

▼思考パターンの詳しい解説


■ 行動パターン

行動パターンは他人から見たその人の姿に近く、思考パターンと組み合わせることで、より性格理解の解像度が上がります。

効率重視
友好重視
知識重視
体裁重視
挑戦重視

このうち最も高い数値を特徴として「○○重視タイプ」と分類していますが、数値のばらつきによってより深い理解を得ることが可能です。

先ほど例にあげた人の場合だと、効率が88%と最も高いため分類としては「効率第一主義」となっていますが、体裁も80%と高いので、他者からの評価を気にする傾向にあります。

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また、「友好」が20%とかなり低い点も大きな特徴なので、考慮すべきポイントになります。

……というように、それぞれの数値のバランスを見ていくことで、解像度が上がっていくのです。


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少し見方がわかってきたところで、実際の診断結果を見ながら解説していきましょう。

思考パターン︰行動派合理主義AさんとBさんの場合

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こちらの2名、どちらも「リーダー」「エネルギッシュ」の数値が一番高いので、同タイプの「行動派合理主義」になるのですが、見てわかる通りそれぞれ異なる特徴があります。

右のBさんはすべての数値が60%を超えていて偏りがないのに対し、左のAさんは「アナリスト」「サポーター」の数値が60%を大きく下回っています。

先に説明したように、思考パターンはどんなことに重きをおいて思考しているかを可視化したもの。

Aさんは、合理的である一方であまり物事を論理的に分析することはありません。そして、協調性が低い傾向にありチームで協力したり他者をサポートすることを苦手とします。じっくり考えるよりもスピーディーにがんがん一人で進めていけるポジションで活躍できるタイプでしょう。

逆にBさんはすべての数値にあまり差がないのでバランスがいいように一見思えますが、「行動派合理主義」としての突き抜けた強みがない可能性があります。
また、合理性と相反するはずの「サポーター」の数値が68%と高いため、意思決定が中途半端になりがちです。

このように、同じ思考パターンを持つ人であっても、各要素の数値を細かく見ていくと微妙に差があり、それらに注目するとより深く適性を知ることができます。

行動パターン︰体裁重視Cさんの場合

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こちらのCさんは極端に「体裁重視」の数値のみが高いのが特徴ですね。

体裁重視の人には、以下のような特徴があります。

・かっこ悪いことや恥ずかしいことなどに対して極度の抵抗感がある

・失敗やミスを指摘されることを異常に気にする

そのため、失敗を繰り返しながらトライし続けるようなポジションでは強いストレスを感じる可能性が高いです。

「経験・能力的に失敗の回数が多く、その度に落ち込む」「失敗を上司に隠そうとする」といった行動をとりやすいので、体裁の数値はスキル面とのバランスを見ることが大切です。

・客観的な体裁を気にしすぎる性格だからこそ、高いセンスの持ち主が比較的多く、好感を持たれやすい人が多い

・ファッションやメイクに関心が高い人が多い

デザイナーや美容師など、見た目や美的センスが能力とリンクする職種では、体裁の高い人が多くなります。

注意すべきなのは、外見からその兆候が確認できないパターン。体裁の数値が高いのにも関わらず身だしなみに対して極端に無頓着である場合、権力や名声といった「社会的な見た目」を強く重視している可能性が高いです。

このように、「○○重視」であってもみんながみんな同じではありません。行動パターン×その人のスキルや経歴、人となりをかけ合わせていくと色々なことが見えてきます。それらのバランスから相対的に判断することが大切なのです。


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今回は、Jobgram診断の理解を深めていただくため、診断結果の見方を中心にいろいろと解説しました。このnoteを読んで、また自分の診断結果を見返してもらえると嬉しいです。

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