青井いんく

こんにちは、青井いんくです。140字以内の本紹介「天鵞絨書店」を書いています。たまに、…

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こんにちは、青井いんくです。140字以内の本紹介「天鵞絨書店」を書いています。たまに、短編小説やアナログゲームについての記事も書いています。

マガジン

  • 天鵞絨書店

    「題名を言わず」「140字以内で」本紹介をしている『天鵞絨書店』をまとめたものです。毎週水曜更新。→2020年1月に開始し、2024年1月で更新停止しました。アーカイブを公開中。

  • アナログゲームまとめ

    ボードゲーム・マーダーミステリーなど、アナログゲームに関する記事をまとめています。不定期更新。

  • 舞台・展覧会・映画の感想まとめ

    舞台や展覧会、映画などの感想をまとめています。不定期更新。

  • 短編小説集

    青井いんくが書いた、短編小説をまとめました。不定期更新。

最近の記事

天鵞絨書店・1月第5週【天鵞絨書店閉店のお知らせ】

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第211回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 本日の天鵞絨書店について書く前に、今回はまず先週の天鵞絨書店をご紹介します。 先週の天鵞絨書店夜空を見上げた先にある光。ときに眩しく、ときに儚げに自身を照らす。そんな星のような、人を恋しく、愛しく思う心の機微を描いた短編集。社会的な規範もこれまでの人生も、それら全てをひっくり返す、隕石のようなパワーを持つ感情

    • 天鵞絨書店・1月第4週

      こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第210回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店夜空を見上げた先にある光。ときに眩しく、ときに儚げに自身を照らす。そんな星のような、人を恋しく、愛しく思う心の機微を描いた短編集。社会的な規範もこれまでの人生も、それら全てをひっくり返す、隕石のようなパワーを持つ感情。その感情そのも

      • 天鵞絨書店・1月第3週

        こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第209回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店今ではあまり見なくなったものの一つが、“活気ある商店街”かもしれません。けれども、大事な場所を守りたいという人はいるもの。もちろん、年齢に関わらず。そんな商店街のいつものメンバーに、いつもとは違う不思議な力が芽生えたら――。ぐいぐい

        • 天鵞絨書店・1月第2週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第208回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店本という媒体はこんなことができるのか、と心底驚かされ、また唸らさせられた一冊。ミステリー界の巨匠の中ではマイナーな作品ですが、あまりにも完成されています。フーダニットの極限、二択の最果てにあるのは。これ以外の題名は考えられないほど、

        天鵞絨書店・1月第5週【天鵞絨書店閉店のお知らせ】

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        記事

          天鵞絨書店・1月第1週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第207回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店家庭科の成績が悪かった人も、きっと大丈夫。多少のいびつさはご愛嬌、ちょっとした失敗も味になる、そんなグッズが作れる手芸の本です。人気イラストレーターが描くゆるいキャラクターと、とっつきやすく分かりやすいマンガ形式の作り方が魅力。いい

          天鵞絨書店・1月第1週

          天鵞絨書店・12月第4週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第206回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店動物園のかわいい人気者……が、あの場所で汗を流し、ゆったりと過ごすひとときを垣間見られる一冊。あれよあれよと意外な姿になり、知られざる(?)姿に驚くこと間違いなし。ゆるい雰囲気が絶妙で、表紙から裏表紙まで、くすっとしつつ和める絵本で

          天鵞絨書店・12月第4週

          天鵞絨書店・12月第3週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第205回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店衝撃的な一言がタイトルになった、傑作ミステリー。「特殊能力を持つ主人公」と言うと、一瞬で簡単に事件を解決してしまいそうですが、しっかりと謎解きをしてくれます。ある種の「終わり」から逆算するような、面白い推理の展開が見どころです。各話

          天鵞絨書店・12月第3週

          天鵞絨書店・12月第2週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第204回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店真っ赤でまん丸、茶色の棒線、これだけでもすぐに分かる果物。でも……本当にりんごなのか? 実は違うんじゃないか? ハッとさせられるような、これまで思いもよらなかった“疑い”から始まる絵本。りんご一個から始まる大冒険のようなページの数々

          天鵞絨書店・12月第2週

          天鵞絨書店・12月第1週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第203回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店こんなにも「ディス」と愛に溢れた漫画はありません。実写映画も人気を博し有名ですが、原作もトンデモなく面白い作品です。美麗なキャラクターに惚れ惚れしつつも、突拍子もない設定や展開に笑ってしまうこと間違いなし。映画よりも「途中で終わった

          天鵞絨書店・12月第1週

          天鵞絨書店・11月第5週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第202回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店昔話の登場人物、アニメのキャラクターの必殺技、科学的に考えると「どうなってるんだ?」がいっぱい! 一見、荒唐無稽に思えるソレを、あくまで真面目に考察するシリーズ。フィクションが現実になったら、という一種の夢を見せてくれます。科学の面

          天鵞絨書店・11月第5週

          天鵞絨書店・11月第4週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第201回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店なんとなく昔かけられた「呪い」、そのままになっていませんか? 自身の容姿に悩んでいた作者が、紆余曲折ありながらも、自分の外見を受け入れることができるようになるまでを描いた一冊。鏡を見るのや写真に写るのが苦手、どうしても自分の姿が嫌、

          天鵞絨書店・11月第4週

          天鵞絨書店・11月第3週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第200回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店仲良しの3人が集まれば、怖いものなし! 何でもできた、何にでもなれたあの頃の一冊。思わず心が躍る、夢のような舞台設定と、見開きページの楽しさいっぱいの構成が魅力的。今日は童心に帰って、ごっこ遊びを楽しみませんか。シリーズの中でも、私

          天鵞絨書店・11月第3週

          天鵞絨書店・11月第2週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第199回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店本を選ぶとき、何を基準にしていますか? 好きな作家だから、広告やポップを見かけて、友人に勧められて、“ジャケ買い”……色々考えられるなかで、「題名が気になって」というのもあるのでは。良いものからうーん……なものまで、本以外のコンテン

          天鵞絨書店・11月第2週

          天鵞絨書店・11月第1週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第198回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店有名児童小説の作者が、自身の半生を振り返る一冊。どんな子ども時代を過ごしてきたか、なぜ児童文学の小説家になったのか、面白く温かい目線で書かれています。当時の自分の悩みへのアンサーや、赤裸々な反省点も。自分のことや周囲とのこと、将来の

          天鵞絨書店・11月第1週

          天鵞絨書店・10月第4週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第197回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店有名イラストレーターの画集のような面もありながら、占いもできる優れもの。やさしく単純な線で描かれているのに、どのページも心を掴まれ、お気に入りのイラストを探したくなります。悩んだときに開けば、愛らしいペンギンたちに癒されながら答えが

          天鵞絨書店・10月第4週

          天鵞絨書店・10月第3週

          こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第196回です。 天鵞絨書店とは、 「題名を言わずに」 「140字以内で」 本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。 それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。 本日の天鵞絨書店歴史に残る、しかし大河ドラマや時代小説ではなかなか中心として語られることのない「彼」の一生を、大胆な解釈で彩り描いた小説。次から次へと登場人物が出てくることもなく、史実や陣取り合戦よりも心の動きに重きを置いて書かれているため、私のよ

          天鵞絨書店・10月第3週