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#006腐れ縁パートナー

私は今の会社に入社してからほぼずっと同い年Nさん人と一緒に働いてます。
配属された時は、Nさんがマネージャーでした。
初めて会った時の第一印象は「こいつ、仕事できんやつやな。人間的に好意的に思わない」でした。

そこから、かれこれ約14年ー。

その間彼がメンバーに変更になり、私が育休で2回入ったり、彼が異動になったりありました。異動になっても会社が期待するほどのパフォーマンスが出すこともなく、半年くらいで戻ってくる。と言うことをして今に至ります。そしてずっとペアにされる私です。
上司に「もういい加減嫌だ。なんでNさんの仕事の尻拭いを部下の私がしないといけないのか?」と何度も言いました。
でもずっとペアにされるんです。

昨年秋から上司という立場になり部下を育成していくことになりました。

育成

Nさんがよく使う言葉が
Nさん「多分○○思います・・・」
私「それは顧客に響かない。責任逃れだからやめよう」
と何度も何度も部下として今までは話してきました。
自信がなくなってくるとすぐに自分の定点に戻るようにその発言をし始めます。
自信が持てるようにしていくのもマネージャーの仕事なんだと思って育成して行こうと私自身もやっと決心がついた2024年1月です。
人は反響すると思ってます。相手は私の鏡である。だから私にも責任があると思いました。私が自信が持てるように環境作りをしていなかったのではなかろうか?まずは自分の発言・行動を毎日変えていこうと思いました。
本音を言うと、
20代であれば話は別ですが、アラフォーまで来ると「もう人は変われないんではないか?」と思ってしまう自分も50%います。危機感を感じる経験をしないと人は変わらないと私は思ってしまいます。
ただ彼が活躍できる場所が違うのではないか?と思ってます。

面談

クウォーター面談を実施しました。
どこの場所・環境でも活躍する為には自分に覚悟を持たないと全く持って成長はない。と思ってます。
やらされ仕事ではなく、自分で選択した結果であり、本気で頑張る事。Nさんには自分の選択として自分の成長目標を断言してもらうと思いました。
この「決断と覚悟」の発言が出るのは、毎日木下斉さんの発信を聞き、当事者意識を持つことの大切さを実感し、行動に移したことで、自己成長とパフォーマンスが上がった経験があるからです。
木下マンインドを部下に啓蒙していこうって思いました。
本人の目標として様々な知識を習得する目標が書かれていました。
「これだけの量を3ヶ月でできるのか?」
「またなぜこれがしたいのか?」と疑問が湧きました。
Nさんは「貢献したい!頼まれたい!いい人と思われたい!」と言う気持ちが強い人。目の前の人には真摯に向き合います。裏を返せば前にいない人には無関心です。
Nさん「何でもできる人、人から聞かれた時に答えれるようにしたいから」と言います。

決断と覚悟

木下さんの発信の中で「頼まれ仕事ではなく、自分を育てる仕事をしよう」と言う発信が私には突き刺さりました。
彼は他者ばかり見ていて、「頼まれたてやった結果の為、失敗したこの結果も他者の責任である」と言うスタンスです。ジブン株式会社のシャチョーなら、「依頼された仕事なんだから期待を越えて納品してくれ!」と私は思うのですが・・・。
このスタンスから抜け出して欲しいと思うため、目標を1つに絞り、自分のWILLのみ縛らせ新しいプロジェクトに入ることになりました。また頼まれ仕事のプロジェクトからは退任してください。と言いました。原理原則に基づき、トレードオフです。
簡単にはいかないと思います。私自身も変わらないといけないからです。
しかし自分もNさんも3ヶ月後の成長が楽しみです。
ずっと私はモニタリングをして行こうと思っています。時には弱気な彼の定点に戻りそうになった時には、「大丈夫!前に進み、本気でやってみて。私も頑張る!とともに成長しよう!」と励まし合いながら頑張ってみようと思っています。


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