日本の人口の現状。
こんにちは。グローバルネットワーク協同組合 鹿児島営業所の二木です。
少し技能実習の話からはそれてしまいますが、技能実習生が「人を通しての国際貢献」という名のもとに人手不足を補ってくれています。
日本は少子高齢化、人口減少国ですが、実際にどれくらいの人口減少が進んでいるのか数字で確認してみます。
☑日本の総人口
私が20年ほど前の学生時代に日本の人口といえば1億2千万人程度で、GDPは世界第2位でした。
それから時は経ち、2010年に中国に抜かれて、現在世界第3位です。
人口はというと、2021年は1億2,278万人で20年前の1億2千万人台を何とかキープしています。
しかし、日本の人口は2008年の1億2,808万人をピークに減少をたどっています。
☑年齢別の構成比率は?
人口がある程度保たれていればいいというわけではありません。
その中身、つまり生産年齢と呼ばれる15~64歳の働き手をしっかりかかえることが国にとって大事です。日本は少子高齢化が問題といわれており、その比率が20年前の1億2千万人と現在の1億2千万にとでは大きく変わってきています。
以下、その比較をします。(%は総人口に占める割合)
人口が1億2千万人を超えた1985年。バブルが始まる頃です。
15~64歳 8,716万人 (72%)
65歳以上 1,247万人 (10.3%)
(うち75歳以上 471万人) (3.8%)
総人口 12,105万人
人口がピークを迎えた2010年
15~64歳 8,103万人 (63%)
65歳以上 2,923万人 (22.8%)
(うち75歳以上 1,407万人)(10.9%)
総人口 12,806万人
2020年
15~64歳 7,509万人 (59.5%)
65歳以上 3,602万人 (28.5%)
(うち75歳以上 1,860万人) (14.7%)
総人口 12,615万人
人口の1/3が高齢者になると言われる2030年
15~64歳 6,875万人 (57.7%)
65歳以上 3,716万人 (31.1%)
(うち75歳以上 2,288万人) (19.2%)
総人口 11,913万人
この年の総人口は1億1,913万人と推計され、とうとう1億2千万人を切ってしまいます。
このように生産年齢人口といわれる15~64歳は着実に減少していき、65歳以上は着実に増加していきます。
☑まとめ
今回、改めて数字で日本の人口減少や構成比率を確認しました。
この記事を書くにあたって数字をみた率直な感想としては、
思ってる以上に日本は高齢化社会のスピードが早いということ。
日本人の人口が減る中で生産年齢人口を急に増やすことはできません。
人間が生まれてからその年齢に達するには最低15年はかかります。さらに今の社会環境だと高卒もしくは大学卒となると18年以上の月日が必要です。
その人手を補ってくれるのは外国人労働者だと思います。
どうか外国人労働者も含めて日本を支えていく環境がよくなることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。
今後も技能実習にまつわることを発信してまいりますので、応援よろしくお願いします。
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メール:futaki@global-network.jp
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