映画「ATARU~THE FIRST LOVE & THE LAST KILL」

ATARUはドラマ観てたんだよなー
そう思って観始めた

サヴァン症候群の主人公アタルが
事件を解決するヒントを提示していくんだけど
今回はそのせいで容疑者になってしまう

もう一人サヴァン症候群の人物が居て
それが堀北真希さん演じるマドカ

彼女はアタルとも親交が深いんだけど
いわばFBIに利用されて捨てられたという
可哀想な立場でもある

マドカの方はコミュニケーションは
取れるっぽいし、普通に見えたのよね
それがちょっと残念だったかな

もっとコミュニケーション不可っぽい
雰囲気が出てたら物語自体に深みが出た気がする

ただまぁこういう話には付き物だけど
日本でこんなに銃をバンバン撃たないのよね
銃社会じゃないからね

そういう意味では
ハリウッド的な物語の作り方が出来ないからね

なのでATARUもそういう方向性ではなく
もっと心理戦みたいな方向で
物語が進行していったら
もっと面白かったかなー?

ラストは感動よりも
「うーん、やっぱりそうなるのか」
っていう感じだったし

なんて言うか…
ハリウッド映画に憧れて作りました感があって
色々無理があるのよね

ひな形だったのよね、色んなものが
疑われるアタル
敵の術中にハマってアタルを逮捕させる管理官
道連れにしようとするマドカ
でも最後は弾倉に玉は入ってなかったっていうオチ
マドカが死んだ現場をユリで埋めるアタル

全部どこかで観た事があって
焼き直しとでも言うのかな

そんな感じがして没頭出来なかった

星★★☆☆☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?