映画「ワイルドカード」

ジェイソン・ステイサム様!

正直言ってストーリー自体はそれほど面白くもない

無双するのは映画の尺の数パーセントで
それ以外は良く分からんステイサム様の過去とか
ギャンブル中毒さ加減とかなので
消化不良と言えばそうかもしれない

もっと暴れるステイサム様を観たい方は
別の映画にした方が良い

面白かったのはニック(ステイサム様)が
イタリアンマフィアの息子にやり返しに行った後
イタリアンマフィアの息子がニックに
冤罪をかけてその街の首領であるベイビーに
ニックを殺させる…みたいな計画で
それぞれガン首揃えて話し合う、みたいなシーンで
イタリアンマフィアの息子が
「銃で俺の親友2人を殺した」って言うんだけど
ニックがそこで
「俺は銃は使わない」って言うのよね
イタリアンマフィアの息子は
「誰だって銃くらい使う!」って言うんだけど
そこでベイビーがちょっと吹き出して
「ニックは確かに銃は使わない」って言うのよね
で、そこにあったデッカイ灰皿を手に取って
「ニックならこれで殺せる、5メートル先からでもね」
って言うのよ
で、息子君に
「ニックが銃を使わないのは誰だって知ってる、この街に住んでる奴なら誰でも」って言うのよ

息子君が怒って帰った後、ベイビーがさ
「何で弁明しに来た?」ってニックに聞くんだけど
「俺が銃で殺したと思われるのが我慢ならん」
って言うのよねw

そこはプライドあるのねってちょっと面白かった

最後の方でバターナイフとスプーンだけで
無双していく場面はさすが!

バターナイフもスプーンも人に刺さるんだなぁ
って思いながら観てたw

何でこんなに消化不良なのかなー?
って思ってたけど
映画の中でニックのバックグラウンドが
見えないからなのよね

劇中でちょっとした紹介みたいなセリフも
出て来るっちゃー出て来るんだけど
それでもニックは何者なんだろうとか
最初に痛めつけられてた女性は
ニックとどういう関係なんだろうとか
ニックは何でモーテルに泊まってるんだろうとか

アメリカに(特にロスに)住んでる人なら
分かるであろうバックグラウンドのちりばめ方が
特殊過ぎて理解するのに文化の違う私は苦労した

あとはもっと暴れるステイサム様が観たかった!

星★★★☆☆

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