見出し画像

世界のファッション文化〜世界へ羽ばたくアフリカのファッション〜

皆さんこんにちは!溝辺ゼミ13期のコウスケです。近年アフリカの民族衣装はそのユニークな模様や色使いから注目が高まっていますが、今回はそうしたアフリカの伝統にインスピレーションを受けたファッションブランドをいくつか紹介したいと思います。


1. Maison Château Rouge


写っているのはYoussouf Fofanaさん

 
一つ目に紹介するのは、フランス発のブランド「Maison Château Rouge」です。パリ生まれでセネガル人の両親を持つ、Fofana兄弟によって設立され、パリ有数のアフリカ人地区であるパリ18区のシャトー・ルージュ駅近くに店を構えています。アフリカの伝統的なスタイルとストリートファッションを上手く融合させており、とてもおしゃれです。最近では食器などの雑貨や、NIKEとのコラボスニーカーを発表するなど、世界的に注目のファッションブランドとなっています。

2. Emmy Kasbit

 

2020年秋冬のルックから

次に紹介するのは「Emmy Kasbit」というブランドです。こちらはナイジェリア出身のデザイナー、Emmanuel Okoro によって設立され、ナイジェリアの地元の職人によって作られた生地やアフリカ独特の機織りの技術を用いて作られています。そうしたアフリカの独特の素材や色合いと現代のフォーマルなスタイルを併せ持っているのが、このブランドの特徴です。

中でも私が気になったのはこちらのモデルが着ているシャツで、これは2022年秋冬のコレクションになります。一見するとブラックのシンプルなシャツなのですが、オレンジの独特の織り方の布がワンポイントで使われていて、異種素材の融合という、服好きにはたまらない作りとなっています。

3. Mafi Mafi

最後に紹介するブランドはエチオピア発のファッションブランド「Mafi Mafi」です。Mahlet Afework, 通称 Mafi によって設立されたこのブランドは、現地の職人による手織りの布を洋服の制作に用いていて、Made In Ethiopia を掲げた服づくりを行なっています。また、彼女自身がラッパーだった経験から、アンダーグラウンドなヒップホップカルチャーやストリートカルチャーも彼女の服作りに影響を与えているそうです。今年は2022年のコレクションをポルトガルで発表したり、MET GALA(メットガラ)にて彼女がデザインしたドレスが着られるなど、着実にアフリカから世界へ進出しつつあるブランドであると言えます。
こちらがポルトガルで行われた2022年の新作のファッションショーの様子です。


いかがだったでしょうか?今回紹介した以外にも様々なブランドが世界で受け入れられつつあります。ちなみに今回紹介したブランドはすべて日本からも購入することができます!皆さんのファッションの幅が広がるきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【参考】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?