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1. コーヒーに合う世界のおやつ 「タルトタタン」

こんにちは!12期の花です。

5月に執筆した豆知識シリーズ以来の記事になります。お時間ある時に是非読んでみてください^^

11月からの溝辺ゼミ12期生による noteでは、

『コーヒーに合う世界のおやつ』をご紹介していきます。

今回、食いしん坊である私が挑戦したのはフランスで愛される「タルトタタン (Tarte Tatin)」。ホテルを経営していたタルト姉妹によって作られたことから、この名前になったそうです。旬の林檎をたっぷり使った、どこか懐かしさを覚えるおやつです。


材料
マフィン型6個分)←合羽橋道具街にて購入
【フィリング】
林檎:2個
きび砂糖:りんご正味の10%
バター:50g
水:大さじ1
【パイ生地】
薄力粉:80g
きび砂糖:10g
バター:50g
卵黄:1個分
牛乳:小さじ1

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準備
・バターは常温に戻しておく。
・林檎は皮を剥いて8等分にする。
・パイ生地に使用する粉類を篩に掛ける。

レシピ
先に生地を作り、寝かせている間にりんごのフィリングを作ります。
【パイ生地】
1. 薄力粉、きび砂糖、バター、卵黄を混ぜる。(☆ヘラで切るように)
2. 牛乳を加えて生地をひとまとまりにする。
3. たいらの状態にして冷蔵庫で1時間ほど生地を寝かせる。
【フィリング】
4. フライパンに砂糖と水を加えて弱火にかける。
5. 木ベラで少し混ぜながら、色が変わるまで煮込む。
6. キャラメル色になったらバターを加えて火を止める。
7. りんごを並べたところに落とし蓋をし弱火で14〜15分ほど煮込む。
8. 煮えた林檎を肩に敷き詰め、180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。

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 9. 生地を取り出し、3mm程の厚さに伸ばす。(割り箸を棒の両端に置いて伸ばすと厚さが均等に出来ます)
10. 林檎をオーブンから取り出し、熱が冷めたら型の大きさにカットした生地を上にのせる。
11. のせた生地に穴をあけ、180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。

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12. 粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れ一晩冷やす。
13. 型を逆さにして、お皿に盛り付けたら完成。

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コーヒーは地元の岩崎商店珈琲さんで購入した"Yirgacheffe Natural" をタルトタタンに合わせて頂きました。この品名にあるNaturalと言うのは、豆の精製処理方法のことです。Natural は果実がついた状態で乾燥させた後に脱穀されます。そのため果実の香りを含んでいるのが特徴です。果実のフルーティーさが林檎の甘酸っぱさと相性が良く、とても美味しかった…

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最後の呟き。私が今回タルトタタンを作ろうと思ったのは、青森に住む祖母から美味しい林檎が届いたからです。毎年季節が変わるごとに、祖母は青森県の様々な食材を送ってくれます。季節のお便りですね。私はそんな祖母から届くお便りを使った料理を通して、様々な旬の美味しい食材を頂ける日本の食の豊かさに気付かされます。これからも日本の自然に感謝して食を楽しみたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。これを読んでくださった方が季節の林檎を使った「タルトタタン」で秋を楽しんで下されば嬉しいです。

次回もお楽しみに^^

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