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英語教育のこれからのトレンドはデータの活用

様々な分野においてデジタル化は進んだが、教育の分野はまだゆっくりとしたペースで進んでいる。世界で見れば、EdTechの市場規模は年平均18%で成長しており、日本でも2024年度には2017年度比8割増の3062億円に達する見通しだ。そんなEdTech市場をひっぱる分野の一つが英語教育だ。

英語教育においては、Reading Listening Speaking Writing の4技能が必要となり、それぞれの分野でテクノロジーが活用されてきている。

英語教育3.0の時代へ

10年前であれば、本や街の英会話教室、ラジオなどで英語学習するという時代だった。これが英語教育1.0の時代。

この10年はスマホやPCでの学習が当たり前になり、英語を話すということに関してもオンライン英会話が流行し、英語を気軽に話せる場が用意された。これが英語教育2.0の時代だ。

そして、これからは次の時代になる。学習データを全て記録していくことが可能になり、個々人の学習傾向も大量のデータを分析してくることから見えてくる。学習者のタイプと目指したい姿、現状のスキルを加味して、その人にとって最適な学習を提示していくことができつつある。これが個別最適化学習、いわゆるアダプティブラーニングというものだ。

従来は、優秀な先生が個別に行なえていて、限界あったところが、大量のデータを得て機械が判断することによって、多くの人に提供していくことが可能になる。それによって、多くの人の学習が効率的になっていく。さらに、そこに継続させるファクターを追加することによって、学習が従来からアップデートしていく。これが英語学習3.0の時代だ。レアジョブもそんな時代を見据えて、様々な取り組みを他社も交えて行なっている。

データを活用していくことによって、教育が変革し、個々に応じた効率的な学習となっていく。そんな時代がもう直ぐそばにやってきている。楽しみだ。



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