かざり

輝ける虚栄心。

かざり

輝ける虚栄心。

最近の記事

HEY-SMITH 猪狩秀平さんのギター配線について。

こちらのNoteは、HEY-SMITHの1ファンである高校生が自力で猪狩さんのギター配線の構造を考えて実際にギターに配線してみたものをまとめた、備忘録です。参考になれば幸いです。 猪狩秀平さんのギターは、プッシュプルポッドでピックアップ切り替えをする2ハム1V1TのESPのエクスプローラーになります。 なので、今回配線するのは、2ハム1V1T構成でトーンは共通、ボリュームのプッシュプルポッドでピックアップ切り替えを行う仕様になります。 以下のような配線となっております。

    • 善と悪、陰と陽、メンヘラと○○

      僕は昔から、この世の中を善悪含めて「良いもの」としてとらえている節がある。 例えば、犯罪やいじめ、貧困や社会政治の不祥事など、そういった世間から批判されるようなものを見てもそれがないとこの世界は存在しないのだと思っている。 昨今は聞かなくなりつつあるトー横界隈も、咳止めを大量に飲んでトリップするメンヘラも、それすらできない病める人たちも、不倫した芸能人もカンニングしたあの子も子供ができちゃったあの人もみんな許容されるべきなんじゃないだろうか。 そういう人たちが正義の名のもとに

      • 売り言葉に買い言葉

        言葉はいつも情報量が多くて野暮ったい。一言一言言葉に変えてしまっていたら、めんどくさくてカッコつかないだろう。 人間は思ったことを口にすぐしてしまう。痛い、暑い、悲しい、辛い、嬉しい、寂しい。しかし、言葉というものは明白にしすぎてしまう。悲しさの中に含まれる寂しさや儚さ、喪失感や孤独感を全て一括りにして悲しいとさせてしまう。 言語が生まれてから、人間が思う感情は明白になってしまった感は否めない。本当は人間の感情なんてものは、口にはできないほど綺麗で美しくて残酷なのだ。好きも同

        • 自転車

          1人で夕暮れの学校内を歩く。高三の秋の始まり。過去を振り返るように、僕を殺していく。 思えば、3年間色々あった。でも、言葉にするとあまりにも小さくて陳腐で在り来りな話になってしまいそうで。 高校一年生の頃に、好きになった女の子。高二の時に振られちゃったけど、まだ好きだよ。なんて、言えたら楽だろうか。友達がきっと出来ると言ってくれた君。正解だったね、思っていたよりも多く友達ができたよ。 卒業までに、手を繋ぎたかったななんて、軽々しく言えない所が、僕が振られた理由なのかもしれない

        HEY-SMITH 猪狩秀平さんのギター配線について。

          いたいけな僕、相対的私。

          齢18年生きてきた私ですが、未だに幼稚園児の頭から変わっておりません。もちろん、自分のこだわる音楽やファッション、人付き合いなどは年々感性が研がれていると思うのですが、いかんせん思考回路は変わらないようでして。 簡潔に言うととても気分屋なのです。 興味のあることしか考えてない、と言った方が正しく伝わるかもしれませんが。 世の中はめくるめく日々の連続で変わっていきます。そんな日々の中で変わらずにいるのはとても大変なことなのかもしれません。しかし私の場合は変わらないのではなく、変

          いたいけな僕、相対的私。

          第一楽章

          先日、友人と電話していて分かったのですが「第一印象」ってものすごく大きいんですよね。 高校に、生徒会長をしている友達がいるんですけど最初は教室の隅っこで授業中寝てるような子だったんです。でも、2年の途中から変わって生徒会長をやったり生徒会で色んな企画をやったり。まるで人が変わったようでした。というか、未だに人が変わったのでは無いかと疑っています。 そのくらい、第一印象って残り続けるんだなとわかったんです。 だんだん知っていって、こういう人なんだとなっても第一印象って忘れないん

          第一楽章

          韻を踏む、陰気者

          夢が醒めてもそれもまた夢でどこからどこまでが夢なのか分からないような白昼夢に閉じ込められている、そんな現実。 逃避したい突飛な願望を想起して頭皮に蒸気を帯びてくる、そんな恋。 論議をしている難儀な議題は参議じゃ審議しか出来ない、そんな政治。 韻を踏むことしか出来ずに陰気な僕は新規ファイルに思い出を保存して倫理的な感情を全て放棄する。 散々な現実と、さんさんと降る雨に感嘆の声をこぼす。 簡単なことさえも出来ない半端な僕はやはり酸化して錆びてしまうのだろうか。 言葉が織り成す世の

          韻を踏む、陰気者

          水中、暗がり

          皆、何を思って生きているのだろうか。 私は現在高校2年生。世の中は戦争、病、不景気と最悪の三拍子が揃いつつある。もしこれが、SFラノベならばこの辺りで転校生が出てきて「この世界を救うにはあなたの協力が不可欠なの!」とでも言うのだろう。しかしながらこれは現実なのであった。世界を救うスーパーヒーローなんて、まして仮面ライダーやウルトラマンは次元の箱に閉じこもって助けてなんかくれない。それが、現実。それでも残酷ながら時間は流れてゆく。 歴史的な流行病、戦争、円安、ミサイル。溜まりか

          水中、暗がり

          言葉に出来ない。

          一夏の恋という、幻想に似た現実に囚われてしまった憐れな僕らはいつまでも君のことを忘れられずにいるのです。 夢から覚めても夢から覚めない、だけど1歩を踏み出すにはどうしようもない僕。 ああ、神様。もし宜しければあの子と僕をあの夏へ連れてって。そのまま夏に閉じ込めてしまってください。夏の、暑く煌びやかで2人きりの夏を。そうでもしないと僕は狂ってしまいそうだ。愛して、愛させて。 濃厚接触だってなんだって僕は厭わない。あの子を抱きしめられるならば。厭世的思考に陥る前にあの子に溺れて溺

          言葉に出来ない。

          空想論:いじめ

          世の中は甘くない。昔からあり続けるものあり続ける。そして、絶えてきたものは消えてゆく。そういう世の中なのである。 いじめ問題。これは、学校と言うコミュニティの中で良くも悪くもひとつの文化となり、今も尚在り続けている。政府や教育機関は、いじめをなくそうといって活動している。道徳観を鍛える、いじめ=悪いものとして教育する。果たして、いじめはなくなるのだろうか。そう活動して、実際減っているのだろうか。私の主観でしかないが、この世からいじめを無くすことはできないと思う。学校から社会へ

          空想論:いじめ

          咲き乱れる言の葉とフィロソフィの花。

          チャイムが鳴る。ガラガラと聞きなれた音をたて、教室の戸が開く。先についていた生徒はこちらを一瞬見ては元の場所へと目を戻す。その程度の、ありふれた話。僕が君に恋をしたことも。彼が彼女に告白したことも、あの人があの子と交わったことさえ、ありふれた話で。鞄を降ろすことと同じように堕胎する人間がいる世界で僕らが生きていることはどれほどの奇跡なのだろう。まぁ、生きている側の人間にしてみたらそれは確立の話で思考に行きつく前に消え去ってしまうのだろう。 インターネットの電波に乗って運ばれ、

          咲き乱れる言の葉とフィロソフィの花。

          文字と詩と想像と。

          本。それは文字と想像が生み出す、この世のもう1つの世界。 それは何でもありの、言わば無法地帯なのである。だから、空を飛ぶこともお金を降らせることも出来、人を殺そうがテロを犯そうが罪には問われない。 しかし、その世界にも神様はいるのだ。そう、書き手と読み手である。書き手は言わずもがな、直接文字によって制裁を加えたりその事象を無かったことにできる。では、読み手はどういう能力の神様なのだろうか。 読み手は、文字をその世界に介入させることは出来ない。だから、起きた事象を変えることも

          文字と詩と想像と。

          ADHD.MDMA

          電車のドアが開く。大勢の人の中で"ヒト"として俺も電車に乗り込む。何もかもが歯車のように噛み合う世界。啀み合いでさえ、世界の為にあるように感じてくる。 電車に揺られる、ゆらゆらと。生きてる価値なんてあるだろうか。今の世界に。 平成に取り残された平成生まれの俺は令和と馴染めない。音楽は消費され、アクセサリーと化した。ファッションは自分という人間のジャンル表示、ゲームで言うタイプのようになった。例えばポケモンならば、ほのおタイプは赤色っぽい色、くさタイプはだいたい緑色のような

          咲き乱れる蕾たち。

          関わった人の中で、関わり続ける人は何人いるだろうか。日本の四季は巡る。春、夏、秋、冬。瞬火終陶。一瞬一瞬の感情の昂りが終わる頃には自分を形成している。同音でこんな意味を作ることも出来る。言語は奥が深い。1年は歳追うごとに短くなっていく。少しずつ角がなくなって丸くなるので、引っかかることも無くなりその分記憶に残らないのだろう。もう少しで17年も生きたのかと思うと周りに比べ未熟な部分が多いなと、虚しくなってくる。半引きこもり生活をしていた約4年前。精神的に壊れ始めた2年前。今年は

          咲き乱れる蕾たち。

          月食の夜。

          1人、俺は夜の街を歩く。イヤホンから流れる音楽が俺を主役にしてくれる。気持ちのいい夜だ。さっきスマホからの通知で知ったが、今日は月食らしい。見上げても月は見えない。当たり前だろう、空には一面の雲。曇天だ。片手に提げたビニールが風に押され叫びをあげる。音楽越しに聞こえる雑音は俺の視線を下に落とさせた。煙草2箱と安いビール。夜の街と相まって、わくわくしてくる。子供の頃に想像してた20代とは違えど、幸せならば良いのだ。音楽よりもでかい音でなる通知音。これほど不快なものは無いだろうと

          月食の夜。