アルストLP感想日記

210828_シャニマス

初めてLanding Point編(以下LP)の限定ミッションがクリアできて、さらにチケットで限定SSR出た記念。

今回はあくまで軽いメモ程度の感想で。

千雪/ぎゃくてんクオリア

同じ赤色に相当する周波数の光を受け取っている異なる人間は、同じ質感を経験しているのか?ひょっとすると全く違う質感を経験しているのではないか?たとえばあなたが熟れたトマトを見ている時に感じる色(赤色)、これが別の人にはまったく違う質感で感じられているかもしれない。(wikipedia-『逆転クオリア』のページより

私の思う桑山千雪のイメージ、あなたが感じている桑山千雪のイメージ、そして桑山千雪自身が考えている桑山千雪像は全部違っているという話。

自分自身が考えたプレイリストの公開することで、誰かのアルストロメリア像を奪うことをしたくない。GRAD編で自身とアイドルの価値に悩み、薄桃色で自分の愛していたものに想いが届かなかった悲しみを経た千雪の言葉はとても重く、説得力がある。やはりこういうシナリオが前のものと地続きな感じが上手いなシャニマス。
感じ方が人それぞれ違っても、それをみんなで良いねと呼べる世界を体現しようと頑張る千雪は、だんだんアイドルを超えて女神か聖母になっている気がする。

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それでいてプロデューサーと二人きりの時は少女の顔を見せるなんてずるすぎやしないかね。


甜花LP/ファイト

ファイト。わたしたちは「頑張れ」よりも「ファイト」という言葉を選んだ。戦え。戦え。この響きは好きだ。無責任な努力の強制ではない言葉。善悪を押し付けないことば。突き進む道が正解でも間違いでもいい。ただ「戦う」。私のエゴを貫かせてくれる言葉だった。(『貴女が私を人間にしてくれた』/届木ウカ から抜粋)

「頑張れ」って良い言葉だけど、どういう人が誰に向けて言うかで変わってくるので難しい。

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甜花の基準では頑張ってる、他人にそう見えるかどうかはわからないけど。「頑張る」の基準も人それぞれだから難しい。甜花はそれをよく分かってる。だからこそ甜花はラジオで「応援してください」という手紙に「頑張れ」とは言えなかった。甜花の基準では、みんな既に「頑張ってる」から。

それでも、やはりファンからすれば、甜花に頑張れと言って欲しい。ファンは、甜花自身がいつも頑張ってるのを知っているから。

「頑張れ」はお互いの健闘を讃えることで初めて力になる。河原で自転車をこぐ練習をしている少女もランニングを頑張ってる甜花の姿を見て頑張れと声をかけるし、くじけそうなときには頑張れって言って欲しい。お互い戦っいて、頑張ろうとしてるから。

シャニマスシナリオの、言葉と感情に対する真摯さが出ていた、「俺も頑張ろ」と思える良シナリオでした。


甘奈LP/けっか と かてい

甜花LPのあとにやったので、余計「シャニマスこういうとこホント意地悪いな!」ってなった。

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たくさん頑張っても「結果」がでない時もある。そうなると自分がなんのために頑張っているのか分からなくなる…そんなお話。千雪のGRAD、薄桃色で読者が受けた傷を掘り返す形となるわけだ。どうしてこんなひどいことを……。

今回の甘奈は大好きなデザインコンテストに落選したことで結果を出すことに固執し、そのせいで空回りして出演するドラマでも失敗してしまう。失敗が続く時ほど辛いことはない。

プロデューサーの励ましによって少し元気を取り戻した甘奈はワンマンライブ成功後、明日からまた頑張ると笑顔で言う。

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結果が成功でも失敗でも自分が頑張った足跡を自分で憶えていれば、また明日からも頑張れる。今回のワンマンライブみたいな成功ができると信じて。

姉妹で「頑張る」って言葉はやっぱり良い言葉なんだよと教えてくれたシナリオ。再三言うようだけど、シャニマスシナリオが上手いな……。過程に意地の悪さが見えるけど。


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クリア後、甘奈と事務所の倉庫で片付けをするわけなんだけど、過去の失敗談を話してるうちに元カノにふられた失敗談も口に出してしまい、甘奈のご機嫌を損ねてしまうプロデューサーはいませんかね?


ストレイに続く…

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LP編、放クラも全員分やってないのにどんどんシナリオ追加の波がやってくる…。時間が足りない。
ストレイは限定で欲しいカードもあるのでワンチャン賭けるために10連チケットとりたいので頑張りたいと思います。ていうか限定確定でもええやろ高山さん。

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