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買ってよかったもの1:よく吸う布巾

小さなストレスを減らす

ここ1年ほど、「日常の小さなストレスを無くす」ことをテーマに日々の生活を見直している。生活を改善するというと、食生活を見直したり、生活リズムを整えたり、運動習慣を身につけたりということが思い浮かぶと思うけれど、毎日感じるちょっとしたストレスが減るとどうなるだろうか?と思いついたのがきっかけだ。

住居を変えるとか、車を買うとか、そうした大きなことではない。「これくらいは仕方ないか」とやり過ごしていることに絞って対策を行っている。そのため、おそらく真似してもらいやすいし、実用的だと思う。しかし、些細なことゆえにすぐに以前の感覚を忘れそうになるので、誰かにおすすめする機会があるまで、これは良かったと思うものを記録していくことにした。

そういうものだと思っていた

ひとつめは、キッチン用の布巾だ。

買ったのは無印良品のもので綿100%。これが本当に吸水性が高い。みるみる水気を吸ってくれて、何往復しても拭ききれなかった水分がものの一拭きでなくなってくれるようになった。

それまで使っていたマイクロファイバー系の布は、吸水性が悪かった。拭いても拭いても水が残り、拭くどころかむしろ濡れている面積を広げているだけではないかというほどで、それだけで家事が億劫になっていた。食器など拭き残しが出て逆に不衛生に思えたし、自然乾燥できるまでしまえないので、連続して炊事することもできなかった。

なぜそれを放置していたかというと、これまで使ってきたものも吸水性は似たようなもので、どれもこれくらいなのかと思っていたのだ。実家の綿の布巾も一拭きで綺麗になることはなかったし、飲食店でアルバイトをしていた時も「拭いています」という証明だけのようなやる気のない布巾が使われていた。パッケージに踊る「高い吸水性!」などという言葉はただの買わせるための文句だとすら思っていた。

少しの不便に向き合って得た大きな効果

そんな時に目に入ったのが、無印良品の布巾だった。
買った時点では大して信じていたわけではなく、ただ単に古くなってきたし買えるか、くらいのもので、むしろコスパ面を決め手に購入した。
品質も定評があるブランドなので、これで無理ならどの商品でも謳い文句は信頼できないということだな、と早々諦めモードですらあった。

大げさかもしれないが、最初に一拭きした時の感動はかなりのものだった。
・この寒い冬でもキッチンを水浸しにしたままにしなくてよい。
・どうしても洗ってすぐにしまいたい食器や調理器具はキッチンペーパーで拭き取っていたが、そうした消費がなくなった。
・すぐ乾くので衛生面での安心感が増した。
・12枚入っているので存分に取り替えられる。

など、キッチンに立つ時のストレスが格段に減ったし、これまでの状況は自覚している以上にストレスだったことを知った。
週末などは平日の作り置きを一気に作るので、洗って繰り返し使いたい調理器具も多い。これまでは、あれが乾いていないこれが乾いていないと難しかったが、そうした悩みが消え、作り置きを調理する時間が楽しくなった。

10年以上、料理を楽しいと思ったことがなかったが、実はこうした小さなストレスが関係していたのかもしれない。

料理が面倒で仕方がない人、
これから一人暮らしを始めるため道具を揃えている人には
ぜひおすすめしたい。

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