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聖書の預言 黙示録編「イエズス会」

聖書の預言 黙示録編

度々、名前が出てくる「イエズス会」
まず、イエズス会について解説していく。

1.イエズス会の設立とプロテスタント撲滅運動

ルターの宗教改革1517年により
プロテスタント運動がおこります。
※プロテスタントとは?
キリスト教の一派。カトリック教会に反抗し宗教改革を行ってできた。新教。その教徒。

プロテスタント教会撲滅のため
ローマ・カトリック教のイグナティウス・ロヨラは
1543年8月15日に「イエズス会」を創設。
そして、1545年に宗教改革阻止のために「トレント会議」が開かれる。
それから、1563年まで約20年にわたり、数回開かれた。
宗教裁判や拷問、異端者の火刑を再開するだけでなく、
巧妙な神学を通して、プロテスタント教会を攻撃することにしたのである。

徹底的にプロテスタント運動を撲滅するため、
イエズス会が創設され、異端審問による拷問迫害に拍車がかかる。
※異端審問とは
異端審問とは、中世以降のカトリック教会において
カトリックの教えに反する教えを持つという
疑いを受けた者を裁判するために設けられたシステム。

2.反キリストの正体を隠すための過去主義・未来主義解釈預言

反キリストの正体は「ローマ教皇」である事実が明らかにされると
彼らにとってはとても不都合である。
そこで、反キリストの正体を隠すために
二つの解釈を提言したのだ。

●過去主義解釈 イエズス会神父アルカザール(1554~1613)

聖書の預言にある反キリストの預言は過去に成就したものであると
主張したのだ。
「教皇権がローマを支配する前に、すでに反キリストの預言が
達成されたので、教皇権に適用される可能性はない」

これが過去主義解釈(pretersism)である。

●未来主義解釈 フランシスコリベラ

フランシスコリベラは黙示録の預言を未来のことであると主張したのだ。
未来主義解釈(futurism)を広め、
反キリストは最後の時代に現れ、実際にエルサレム神殿を再建し、
3年半の間権勢をふるう超自然的人物とした。

プロテスタント運動による歴史主義解釈ではなく、
このように反キリストが「ローマ教皇」であるという
宗教改革者の聖書解釈を否定し、その預言を過去や未来にだけ適用し、
イエズス会は聖書が指摘する反キリストをバチカンとは
全く関係のない存在に仕立て上げたのである。

世界各国はお互いに争いあっているように見えるが、
実際は、「イエズス会」が画策し、平和な国で戦争や革命、
経済破綻が起きるように働いている。
そして、世界中が疲弊したところで、
大衆が救世主を待ち望む状態をつくりあげ、
彼らが救世主を装って登場し、「新世界秩序(NWO)」を樹立しようと
目論んでいる。
大衆が政府に依存するように、日常的にマインドコントロールしているため、
その危険性を理解できていないのである。

我々は正しい情報を正確に理解し、
そのうえで、彼らの策略を見抜ける目を持たなければならない。
次回は、「致命的な傷が癒された」
黙示録に預言されている教皇の傷が癒されるとは・・・?についてみていく。


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