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あなたは就職していますか?それとも就社していますか??

聞き慣れない言葉を使いました。就社という言葉です。私が思う就職と就社についてちょっと書いてみます。これはキャリアについてかなり重要だと思うポイントです。

日本の新卒採用は就社がほとんど

まずは就社の意味あいです。ネットではすでに定義づけられているものがあったので持ってきました。私が言いたいことはまさにこのとおりです。

近年、転職をせず、一つの会社で働き続ける意図を含む語として、「就職」と区別して用いられるようになった。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%B0%B1%E7%A4%BE/

就社=その会社で働くこと

こちらでも書いていますが、総合職=就社と言っても良いでしょう。なぜなら職種を自分で選べないことが多いですし、ジョブローテーションということで様々な職を転々をすることになるためです。

日本で職を点々とすると言うと会社を変えることを意味しますが、個人のキャリアを主語としてみた場合、部署が変わることこそが職を転々と変わることになります。

 新卒者は大手企業だと総合職という求人で入社することがほとんどです。そして(企業によってタイミングに違いはあるものの)概ね入社後に働く場所や職種が割り当てられます。そして数年に一度異動という形で職種や勤務地が変わっていきます。このようにプロフェッショナルではなくゼネラリストとして「その会社での」キャリアを積んでいくことになります。

プロフェッショナルとは

プロフェッショナルと聞くと大層に聞こえてしまいますが、営業、経理、人事、広報等などすべての職種においてプロフェッショナルは存在します。わかりやすい例はプロスポーツ選手ですね。野球だとピッチャーの人は基本的にピッチャーとしてのキャリアをずっと続けます。トレードやFAをしてもピッチャーとして他の球団(会社)へ移籍します。まれにピッチャーから野手へコンバートする人もいますが、そんなに多くのポジションを転々とすることはありません。
この状態がまさに就職、つまり職に就いている状態です。球団が会社だとしたら自分が職を持ち、その働く場を自分のステージや相手の求めに応じて変えている状態です。

誰もがプロフェッショナルになれる

上記でも書きましたが営業、経理、人事などすべてのポジションでプロフェッショナルになることは可能です。そのためには一定の期間その職で働き、成果を上げることが必要です。成果を上げるための期間が1年の人もいれば5年かかる人もいます。自分の職種の選択を会社に委ねていてはこの軸を安定させることができません。若いうちにいくつかの部署を経験して自分自身の適性を知るのは選択肢としてはありだと思います。とはいえ30歳近くになったときに、少しでも自分のプロとしてのアイデンティティがないと転職活動も厳しくなってくるのが現実です。

グローバルで働くには職人が強い!

今、寿司職人が海外で稼げると話題です。これは寿司を握る(料理人)という職のプロフェッショナルが働く場をグローバルに変えたことから、ニーズの強い海外で稼げいている状態です。これは寿司職人だけではありません。

職人=プロフェッショナル

です。

つまり、誰もが営業の職人、経理の職人、人事の職人になることは可能です。GAFAMと言われる会社の人事を海外でやっている日本人もいます。その職のプロになれば働く場所を変えることは可能なのです。

就職とはその職のプロとして企業で働いている状態

職は自分のスキルや技術、会社はそのフィールドです。自分職を活かせる、もしくは伸ばせる会社で、自分で職を選択して働くことこそが就職なのです。
今のご自身の働き方は就職になっているのか?就社になっているのか?一度考えてみてはいかがでしょうか。

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