一回目のエントリーで少し自分の考えを書きましたが、改めて多くの方と話をする中で色々と出てきたので、自分のサービスに対する想いをまとめてみたいと思います。

自分を主語にして人生を考える。

あなたは、人生の選択をする時に「仕事」から考えていませんか？
自分は今、この仕事をしているからこんな人生を選択できる。
という状態です。

私はたくさんの国の方と話しをしてきて、特に日本の方はこの傾向になると感じました。

「こんな人生を送りたい」
それにはどの仕事につけばいいか？

こう考えることで、人生の選択肢がグッと広がります。

例えば、子どもに英語での教育を受ける環境を与えたい。と思ったり
他の誰もやったことのないことにチャレンジしたい。と思ったら
日本だけで考えるよりも、海外も視野に入れると選択肢は広がり、何かを諦める必要が少なくなります。

自分の人生を起点にしてやりたいことを、
国や会社の制約なしに実現できるためのキャリアづくりをサポートしたいと考えています。

そのために私はグローバルキャリアデザインサービスを行っています。

就業に関しては日本の慣習や考え方がかなり特殊

私達日本人は、どうしても今の仕事や勤務地を前提として物事を決めがちですが海外ではそうではありません。私はアジアを中心に8カ国で仕事をしてきましたが、日本以外の国で共通することは「転職の際には自分の人生を優先する」という点です。その理由は親であったり、自分のやりたいことであったり、子供の教育環境であったりと様々です。

日本ではあまり聞かないかもしれませんが、社会人として数年働いた後に大学や大学院へ進学するために仕事を辞める人も国を問わずいました。日本では、この期間を「ブランク」と呼んで避けがちですが、自分の人生を優先させているとそんなことは気にせず自分の選択をしています。

このように自分の人生に優先順位をおいて選択をしていくと、まだまだ日本社会だけでは実現できないことがあります。グローバルにキャリアを構築すると日本の特殊な就業の慣習に縛られることなく人生を歩むことができるようになります。

キャリアは自分で積み重ねていくもの

これまでは伝統的日本企業では新卒で入社すれば、会社が次のステップを用意してくれました。
その筆頭に時価総額No.1日本を代表するトヨタ自動車があります。日本企業の代表例として世界でもケーススタディなどで取り上げられる企業です。

そんなトヨタでも前社長である豊田章男さんが2019年に「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」という発言をされました。

私はこれは大きな転機の始まりだと思っています。

これまでは新卒で入社すれば、会社が次のステップを用意してくれました。
その反面、配置転換などで自分の希望通りの部署や場所で働くことができない人たちもいました。私はこの社内でステップを踏んでいく仕組みを就社と呼んでいます。詳しくはこちらの記事で。

会社が必ずしもステップを用意してくれないとなると、自分で目指すところを決めてキャリアを積んでいく必要があります。ところが、キャリアの積み方や考え方については会社では教えてくれません。自分で学ぶしかないのです。

私のこれまでのキャリア

私自身は14年の人材業界でのキャリアとなります。リクルートエージェントという業界No.1の会社に新卒で入社し、世の中の会社や仕事について学んで来ました。そこでは営業としてのキャリアを積んできました。

その後転職をし、インドネシア→マレーシア→香港→マレーシア(インド)→ベトナム→タイと転勤を繰り返して営業、キャリアアドバイザー、マネージャー、支社長、リージョナルマネージャー、経営企画と多くの仕事を経験することができました。

この経験により、グローバル企業がなぜ日本人を採用するのか、どんな人物を求めているのか、採用面接では何を聞くのか、海外転職する時の個人側の不安は何か、など企業、個人両方の目線で背景を知り、キャリア形成の経験値を積むことができました。

個人に寄り添ったキャリア形成の支援がしたい

キャリアや転職に困ったら人材会社へ相談される方が多いと思います。一部を除いて、多くの人材会社のサービスは個人が利用する分には無料ということが多いです。人材紹介、ヘッドハンティング、求人メディア等はほとんどがそうなっています。つまり人材会社は企業からお金を貰っているという市場の構造になっています。私はこれを否定する気は全くありません。これにより、企業と求職者いずれも良い出会いがたくさん実現していることも事実です。
とはいえ、企業は営利団体です。人材会社もお金を頂く企業側の意向を優先せざるを得ない場面もあるのが事実です。自分の人生の大きな選択をこういった会社に100％委ねても大丈夫でしょうか。

最近では個人のキャリア形成支援の会社が少しずつ増えてきています。お金が結構かかりますが、キャリアを考えていく上で第三者の支援を受ける事がことが当たり前になりつつあります。

ただ国内にあるほとんどのキャリア支援会社は国内での就業を念頭に置いています。なぜなら、その会社には海外でのキャリアを積んだアドバイザーの方がいないからです。このような状況を見て私が人の為にできることは何かと考えたときに、それは、海外を視野に入れたキャリア支援。「グローバルキャリアデザイン」だと思ったのです。

グローバルキャリアデザインのサービス

こちらのリンクにサービス一覧があります。
まずは無料相談からできますので、お気軽にお問い合わせください！