見出し画像

オンライン時代の企業文化形成

「企業文化」というワードを耳にすることは多いと思いますが、より良いパフォーマンスを目指す上でも非常に大切な要素であることはご存知でしょうか。今回の記事では企業文化とは何かということ、そしてリモート勤務が基本であるハグカムの場合の企業文化形成についてインターン生の私が感じたことをご紹介したいと思います。

企業文化とは

企業文化(Corporate Culture)とは、特定の企業の価値観・思考や従業員の間で共有されている行動規範を指す場合が多いです。そして、これは意識的に共有されているものだけではなく、無意識にのうちに共有されているものも含みます。多くの研究を通して良い企業文化は会社のパフォーマンスにプラスの影響を与えることがわかっています。メンバーが同じ方向を目指して仕事をしていく上で非常に大切な要素です。採用においても「社風に合うか」というのは企業側も求職者側も気にする点ではないかなと思います。

企業文化はどのように形成される?

その組織の「文化」となるには、会社の目指すビジョンがメンバーの中で共有されている必要があります。そのビジョンから派生して生まれてくる行動規範があるからです。ちなみにハグカムではビジョン・ミッションは以下の通りです。

子どもの「夢中の力」を信じる

ハグカム「VISION」

子どもに生まれた一瞬の興味を、引き出す。育む。育み続ける。

ハグカム「MISSION」

オフラインで仕事をする場合、毎日メンバーと顔を合わせる中で、会社の求める行動や考え方があまり意識せずとも身についてくる感覚があります。しかし、オンラインでの勤務を基本とする場合、1人1人でパソコンに向かう時間がどうしても長くなってしまうため、会社としてはどのように一体感を育むかが課題となってきます。

オンライン時代の企業文化形成

ハグカムもまさにオンライン勤務を基本としている会社の1つです。海外から勤務しているメンバーもおり、実際には一度も顔を合わせたことがないという場合もあります。しかし、そのような中でも「文化」を感じることが非常に多く不思議です。この機会にインターン生である私が観察したオンラインワークのハグカムそしてGLOBAL CROWNならではの工夫をまとめてみたいと思います。

■行動指針が明快

企業理念やビジョンの他に具体的な行動指針を設定している会社は多いですが、ハグカムのバリューは非常に分かりやすく頭に入りやすいです。

①人の力を信じ続ける
②未来を考え続ける
③変化を重ね続ける

ハグカム「VALUE」

例えば、実際にハグカムは変化を重ね続けています。常により良いシステム、制度にアップデートをしていくため、勤務開始時には社内共有事項のチェックが欠かせません。「変化すること」がデフォルトであるため、社員、インターン生、そしてGLOBAL CROWNの先生方からも具体的な改善案が積極的に提案されます。

■コミュニケーションを重要視している

度々noteでも言及している点ですが、やはりハグカムの重要な特徴です。特に「話しやすい空気」を「メンバー全員で作ろう」としている点が一番のポイントではないかなと思います。Slackを通じた迅速なレスポンスとフォロー、必要であればいつでも繋げることのできる音声・ビデオ通話、かわいいスタンプ、業務以外の話をすることのできるチャンネルや定期的なミーティング、様々な工夫をしています。また、この空気感をGLOBAL CROWNの先生方にも共有していただくために、運営からのLINEには何かしらのリアクションをしていただくようお願いしています🐼

■積極的な情報発信

スタートアップ企業に広く当てはまることかもしれませんが、ハグカムも経営陣との距離が近く、インターン生であっても直接お話しを伺うことができます。また、ハグカムの創立やサービスにかける思いを積極的に発信してくださるため、メンバーもその思いを吸収して共感することができます。「共感」という点は全員が同じ熱量でサービスに向き合うために欠かせない点です。加えて、個人のビジョンが会社のビジョンやサービスが目指す姿と合致しているとモチベーションも上がるため、積極的な情報発信は企業文化を示す上で考慮すべき重要な点かなと思います。

■リーダークラスの姿勢

企業文化を浸透させていくにはリーダーの存在も欠かせません。オンラインでもオフラインでも、その文化を体現して示す存在が必要なためです。オンライン勤務の場合は個人で作業する時間が多く、1人1人が当事者意識を持つ必要があるため、リーダーの仕事に対する向き合い方や進め方を早く吸収して活かそうとする意識が働くこともあるかなと感じています。また、ハグカムはメンバー同士の距離が近いこともあり、自然と「この状況ではこのような行動をとる」というのが共有されている印象があります。GLOBAL CROWNの先生方の場合も、ベテラン先生との座談会や、毎週土曜に配信している社内のお知らせ、公式noteなどを通じて意識の共有ができているのではないかなと思います。

良い文化を広めていく

良い企業文化を通して個人のモチベーションを高めるだけではなく、不必要なストレスや衝突も避けることができます。オンライン勤務でも企業文化を浸透させるための工夫はたくさんできるということがわかりました。
今回は個人的に観察した点のご紹介でした!




この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?