島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)の所長です。『日本を世界中の優秀な人財が活躍する国…

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)の所長です。『日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする』をミッションとして、優秀な外国人留学生と日本企業とのマッチング並びにコンサルティングをしています。グローバルなダイバーシティと日本文化との調和で、世界貢献できる国になって行きましょう!

最近の記事

限界は心が決めている

為末大さんの言葉をご紹介します。 人は、何度チャレンジしても乗り越えられない課題に直面すると、次第に「どうせできない」と自分自身に暗示を掛けてしまうのかもしれません。 その繰り返される「どうせできない」という「無意識の暗示」は、乗り越えるために必要な「新たな気づき」を阻害してしまうのでしょう。 「自分にはどうせできない」ではなく、「他の人ができているのだから、自分にできないはずがない、どこかに何か方法があるはずだ」と暗示を作り替えることが大切なのだと思います。 今でき

    • 感謝の三段階

      感謝には、三段階あります。 1.相手への感謝 2.してくれたもの(こと)への感謝 3.このようなご縁へ頂けていることへの感謝 そして重要なことは、感謝を相手に「伝える」ことです。 「ありがたい」を漢字にすると「有難い」となります。当て字なのだとは思いますが、でも滅多にない、ほとんどない心遣いを相手の方がしてくれたということなのでしょう。そんな涙がでるような相手の思いやりに対して、心の底から感謝を伝えるのが、ありがたいという言葉なら、本当にありがたみを感じますよね。 感謝

      • イジメの構図

        世の中のほとんどの人は善人です。しかし、ごく一部の人はその善人 に摂りついて生き血を吸うような生き方をします。 ドラマを見ていると、ただ単にすれ違っただけで、いい加減な理由で、 相手を殴ったり、物を盗んだりする「輩」がいますが、世の中にはそういう人もいるようです。 そして、こういう暴力行為でなく、SNSの世界ではさらに陰湿なものがあります。 たとえば子供の世界で「〇〇ちゃんが●●君の悪口を言っていた!」と誰か が言い始めると、それが子供の中でどんどん広がり、また尾ひれが

        • 意味を求めるなかれ

          時々、なぜ人は生きるのか?自分は何者なのか?何をすべきなのか?と、不安に陥るときがあります。 昨日まであんなに楽しかったのに、生き生きしていたのに、突然そんな不安が襲ってくる。 その深くて暗い穴に陥ると、負のスパイラルです。いくら考えても、いくら悩んでも、正解など出てきません。 それどころか、そんな自分に絶望さえ感じてしまう。 でも、これって、実はそんな意味を求めること自体が意味のないことなのではないでしょうか? ≪悪魔の証明≫ってご存知ですか? 悪魔の証明とは、「

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          財布に羽を付ける魔法

          千葉県にあるのに東京と付いている夢の国って、皆さんもご存知ですよね。 そういえば某空港も千葉県の成田にあるのに「新東京国際空港」なんて以前は呼ばれていましたね。 さて、その夢の国は、お財布にも羽を付けるのが上手らしく、なんでも外の世界より高い。自動販売機のペットボトルにも「〇三つの幾何学模様」を付けるだけで200円にしても、誰も文句を言わずに買うのですから、本当に「魔法の国」です。 さて「バフェスタイルのレストラン」、皆さん行かれましたか? そこにも魔法が掛けられています

          財布に羽を付ける魔法

          イクメン休業だけでは足りない

          女性の社会進出を叫ぶ背景には、男性の雇用が十分にできないという背景があります。 女性の社会進出と聞くと、女性にもチャンスが生まれるというプラスイメージを持ちがちですが、注意しなくてはならないことは、今のままでは単に女性が「労働力」の担い手扱いされるということです。 家事をし、出産をし、育児をし、さらに男と同等の仕事をする。 現状のままでは、女性の生活は破綻してしまいます。 それを防ぐためには、女性が主に担っている家事、育児を男性も分担する仕組みが絶対に必要です。今は男性

          イクメン休業だけでは足りない

          ただいるだけで

          ふっと、机の上を見ると、いつも僕に語り掛けてくれる詩があります。 『ただいるだけで』 相田みつをさんの言葉です。 あの素朴な文字を一つ一つ見ているだけで、心が洗われます。 特に何かなくても、 そうだよね、そうだよねって思うのです。 いつも気を張っている必要はないだよ、 いつも正しい人でなくてもいいだよ、 アナタらしくあればそれでいいんだよ。 そう、語りかけてくれています。 この詩を読むと、 そうだ、ぼくはそういう生き方をしたかったんだ!って思い出します。

          ただいるだけで

          お土産

          お土産 これって、なんて読みますか? バカにするな!「おみやげ」に決まってるだろう!! まあ、まあ落ち着いて。(笑) それでは    「土」  「産」     み    やげ と、    「土」  「産」     みや    げ のどちらですか? ????? 実は、私も回答を知っている訳ではありません。 ただ、これって多分「おみやげ」という日本人のことばがあり、それと中国の漢語の「土産」の意味が一緒だから、「土産」を強引に「みやげ」と読んだものだと想像しています。

          ナマステ

          忙しさにかまけて、約10カ月もの間アップをしていませんでした。 お恥ずかしい。またのんびりとアップして参ります。 インドに行くと、ヒンズー語で「ナマステ」とよく言われます。 その意味は、簡単には挨拶なのですが、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」 と言うところらしいです。 また、ハワイに行くと、「アロハ(ALOHA)」ですよね。一般的に挨拶らしいのですが、実は「やあ」「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「いらっしゃいませ」「

          しっかりお礼をする

          お恥ずかしながら、私はよく落とし物をします。 実は、先日も、とある牛丼屋さんに、長財布を置き忘れてしまいました。 なぜか小銭入れだけは鞄に戻してはいたのですが...。 翌朝になって、鞄を見ると「あら!ない!」。 牛丼屋さんに電話をしたところ、本部の共通窓口で朝9時以降でないと 受け付けてくれません。 早朝6時ではありましたが、24時間営業のお店なので、慌てて車でお店 に向かいました。すると店長さん丁寧に袋に入れて保管してくれていて、 「良かったですね」と返してくれました

          しっかりお礼をする

          もったいない

          「もったいない」に相当する言葉は英語はないそうです。 以前、国連の女性が、この言葉を世界に広めてくれて「もったいない」は世界語になりました。 また日本語の「〇〇さん」は、男性にも、女性にも使える敬称で便利なため、文章の頭にMarry-sanと書いても相手の人は分かってくれたりします。 フランス人は、とてもお高くとまっていて英語を話さない...なんて言われますが、「気位が高い」ということではなく、かつてフランス語が世界の公の場使われる機会が多かったことに由来し、英語を学ぶ必

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          アンガーマネージメント

          私はあんまり感じないのですが、電車の中で化粧をする女性に対して、家内は「非常識だ!」と怒っています。 《「怒り」のマネジメント術》という本の中で、人にはそれぞれ『心のめがね』があるとありました。この電車の中での化粧については、明らかに家内と私とは違った『心のめがね』を持っているようです。 人によってこの『心のめがね』が違うということを理解すると、絶対的に正当化される『怒り』など存在しないということになります。そのため、たとえば私が『怒』っていても、その『怒り』は他の人の眼

          アンガーマネージメント

          AIと猜疑心

          AI脅威論が存在します。それは、いずれ人類はAIによって滅ぼされるというものです。これは、AIにとって人類が脅威であると認識されるというところから始まっています。 つまりAIが暴走することを恐れた人類がAIを止めるという「猜疑心」がAIに生まれ、自己防衛をするためには人類を滅ぼすというものです。 さて、気が付きませんか? これって人間同士の戦争と同じです。 私たちは国交がなく、拉致問題を抱えている北朝鮮を敵国として認識してます。そのためミサイルが配備され、日本が射程範

          AIと猜疑心

          人を不幸にする思い込み

          多くの学生たちと接して感じることがあります。 それは、日本人であれ外国人であれ、自分の将来にとっての『必要条件』が分かっているように「思い込んで」いることです。 これって、大半の人にとっては、とっても不幸なことです。 なぜなら、その『必要条件』を揃えられる人は、ごく一部だからです。 つまり、大半の人は『必要条件』が揃わないことに、苦悩し、苦労し続けなくてはならないからです。 先生たちは、とても無責任に「進路を決めるためには、まずあなたの意志を決めなくてはならない」などと

          人を不幸にする思い込み

          無功徳(むくどく)

          私は、子供の頃から「良い人になりたい」と思ってきました。 とはいえ、人生を振り返ってみると、思い出したくないような失礼なこと、人を傷つけたことがいくつもあります。 稲盛和夫さんのお言葉の中に、「徳ある人間でなくても、そうなりたいと思うことが大切だ」というような主旨のことがあったと記憶しています。 私も、正にその通りだと感じます。 過去の過ちは元に戻すことはできません。過ちを忘れず、二度とそうしないようにすることは大切ですが、過ちに心を縛られ、身動きできない状態にしては己

          無功徳(むくどく)

          休日の過ごし方

          日々、忙しく過ごしていると、週末はやっと休めると目覚まし時計をオフにし、遅くまで寝がちです。しっかり寝ているのですから、爽快な気持ちで目が覚めると思いきや、寝過ぎで身体が怠く、その上、貴重な朝を失ったことに落胆したことが皆さんもあるかと思います。 「ゆっくり眠れる」って魅力的に感じますが、普段の生活リズムと違ったことをすると、逆に体に負担が掛るのでしょう。 それじゃ、普段の疲れを癒し、休日を有意義に過ごすにはどうしたら良いのでしょう? 私の経験からすると、普段より30分

          休日の過ごし方