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親子アート!子どもとアート時間を楽しもう!声かけ編

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COCOYAYAJJART 講師 ayako
美大卒業後、グラフィクデザインを仕事にし、出産後はグラフィックデザインとともにアート教室講師を楽しんでいます!
13歳の中学生、10歳の小学生、5歳の園児のそれぞれ個性が違う三姉妹の子育て中。嫌なことも良いことも嫌いなことも好きなことも、自分の子育てやアート経験、デザイン体験から親子のアート教室でアドバイスし、提案しています。楽しく!をモットーに!
0歳~8歳の親子でできるアート遊びって?親子でアートをたのしもう!

アート教室をしていると全員が最初から楽しくウキウキで参加できているわけではありません。

お子さんがなかなか興味を持ってくれなくて、一緒に来たお母さんが「早く描いて!」と急かす場面もみかけます。お母さんからしたらせっかく来たのに全く興味を持たないお子さんを相手では急かしてしまうのは大変よくわかります。

小学校や中学校になると図工や美術の作品はなんとなく、それが十分でなくても完成したということにして仕上げることがありますが、未就園児、園児はまず興味をもたせないと椅子に座ってもくれません。

広い場所での開催では特に「今日は体操教室?」と思うくらい駆け回ってしまいます。

まずは、興味を持たせること!

「興味」これは後々の小学校、中学校の学習などでとても大切なことだと最近実感しています。小さいお子さんは実体験が少ないです。まだ頭の中も身体にも大人の何十分の1、何百分の1しか経験値がないですよね。

でも、、頭の中の想像力は無限大です!

筆を洗ったバケツの水の色が変わるだけでもとても楽しかったり、画板の隅っこについた色がどうしても気になってしまったり。アート教室でもバケツの水に絵の具を混ぜたり、手を突っ込んでみたり、、の光景が毎回あります。お母さんは「やめて!」とおっしゃいますが、こんな時は私は「わー!おもしろいね!色水の色がどんどん変わっていくよ!」と声をかけます。ある程度ビチョビチョでも遊んでもらってから「じゃ、画用紙にもいろんな色でお散歩してみようか!」といいうふうに促していきます。もちろん成功するときとしないときもありますが、その行為を中止させるのではなくて、一度その行為に共感してから進めたい方向に促していくということをオススメしています。

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では子供たちの意識はどうでしょうか?

1,『1歳〜2歳くらいの自分の手の動きが残る事に興味を持つ時期』

この時期は大人からみると、ただただ、、絵の具で手を汚して遊んでいるように見えます。自分自身で『これを描こう』という意識はほとんどないです。ですので、「◯◯描いて!」と言われてもなかなか書くことが難しことが多いです。今はバケツの色が楽しいだけで、描きたくないわけではありません。今の行為を満足いくまで楽しんでもっと楽しいことが待ってるということに促していけたらいいのではないかと思います。そして次の作品も満足のいくものに仕上がったらお母さんも嬉しいですね。仕上がりの作品に完璧を求めてしまいがちですが、『1歳〜2歳くらいの自分の手の動きが残る事に興味を持つ時期』は作品を仕上げていく過程を楽しむことが大切ですし、自分の手の動きが残る事に興味を持つ時期を意識して子供の動きを観察してみると「早く描いて!」なんて思わずに一緒に楽むことができそうですね!

この時期は、6月にもご紹介しました『フィンガーペイント』がオススメです。(やり方については6月の記事をご確認ください)

パレットで自分の指で色を混ぜていって新しい色を作って画用紙に指で描いて行きます。この指でぐちゃぐちゃする感じが子供の脳を刺激します。

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そして2,『1歳半〜3歳くらいの線がしっかりしてきてなぐり描きの時期』がやってきます。筆やクレヨンを振り回し紙以外のところにも描きます。とにかく何か描きます。

教室では始まるまでの待ち時間に画用紙とクレヨンを渡しています。横目で観察していると、画用紙にまずは赤いクレヨンでグルグル、、次に緑色のクレヨンでグルグル、、次に黄色、、と全ての色を使ってみて満足そうなお顔。お母さんの「何描いてるの?」なんて聞きたい気持ちはわかります!聞いてみてももちろんいいです。でも子供は何かを描きたいというよりは色んな色で描いてみていることに意味があるようです。ですのでこんな時は「全部の色を使ってみようか!」「綺麗な色ね!」「りんごの色だね!」というように声かけして色への興味が育つようにしていけたらいいですね!

この時期は、6月にもご紹介しました『デカルコマニー』がオススメです。

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画用紙に筆などで絵の具を垂らし、乾かないうちに別の紙を押しつけると、予想もできない面白い模様が現れます。(詳しいやり方については6月の記事をご確認ください)

画用紙を広げた時に画用紙の中で色が混ざり合いまた発見があるのでどんどん興味を持って作品を作っていけるものです。

次回も引き続き声かけをテーマに書いて行きたいと思いますが、年齢ごとに分けていますが、この声かけは中学生の長女にも効果がありました。もう大きいから小さい頃の声かけと違うと思ってしまいがちですが、お母さんお父さんから声をかけていくことは思春期の子供には大切なようです。もちろんそのままではないですが。

園児でも小学生でも「綺麗な色ね!」とか「楽しい絵だね!」という声かけはいつでも効果的ですね!

COCOYAYAJJART講師 Ayako

cocoyaya art
cocoyayaart.jimdofree.com
https://www.instagram.com/cocoyayajjart/


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