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【オススメ本】サラリーマンはもはや幕末の武士?!「資本家マインドセット」by三戸政和

今日は最近読んだ本からこちらをご紹介。

ベンチャーキャピタリスト、三戸さんのご本。これまで県議会議員になったり、市長選に出たり、、などのいろんなご経験を経て、今のお仕事に辿りついたというカラフルなご経歴の方です。


そんな三戸さんが書いたこの本は、「好きなことを、好きな人と、好きなようにやる」ために資本家のマインドセットを持とう!という内容。そのためには「自分の時間を生きること」。結果として、キャッシュリッチではなく「タイムリッチ」になるものが今の時代の勝者だとあります。


そんな本で、私が1番興味深かったのは「サラリーマンはもはや幕末の武士」という話。

今までは広く浅くさまざまなことをやってくれる社員を一括採用して純粋培養してきた日本企業。だけれど、すでに世界の主流はプロフェッショナルによるプロジェクト方式だと。

今ももうすでに革新的なプロジェクトをやるときには、社内の人間だけで進めるのではなく、個別のプロジェクトごとに集められたプロ集団で行うものだ、と。となると、サラリーマンというビジネスモデルはやがて破綻していくのだ、、、と。


強い言葉で書かれているようにも思うけれど、本当にそうだなと思います。だって、正直、社内のリソースは不足していて、革新的なことを実現できる人材などいないケースが多い。じゃあ、外からそんな人材を採用してこられるか?といったら難しい。だから必然的にそういう流れになっていると、実際思います。


だから、大事なのは、その流れから取り残されないこと。会社の中にいようといまいと関係なく、お呼びがかかる人材であることだと思います。長く社内にいると、その会社特有のことに詳しかったり、社内人脈があったり、一見有利なことがあるように見えるけれど、そんな瑣末なことをアドバンテージにして生きていける時代じゃないのは明らか。

人生100年時代。これからまだ30年40年働くからこそ、ちゃんとお呼びがかかる人材でありたいって思います。そのためには、ちゃんと自分で勉強して、スキルとマインドを磨いて、生きていかなきゃな、とも。


そんな思いを新たにした本だったので、ご紹介してみました ^^ よろしければ、皆さんも読んでみてくださいませ〜


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