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‘22年1月30日【ミリオンダラー・ベイビー】

「ミリオンダラー・ベイビー」
監督 クリント・イーストウッド

出演 クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン

音楽 クリント・イーストウッド


今日は映画館で2本観た。
1本目がイギリスのナショナルシアター制作でテレビ映画(いや、あれは【映画】だ) で、古典がとてもモダンに解釈された本格的な演劇ならではの「贅沢」な『ロミオとジュリエット』を見てしまったもので、2本目に選んだ「紙芝居のような映画遊びの映画」にいまいち乗り切れず(改めてもう一度見る予定)...。
本当はもう1本のつもりで家を出たけれど、シネコンのエントランスフロアの混雑ぶりにたじろぎ、家でクリント・イーストウッドの映画見て口直ししようと思い立ち、とっとと帰ってきた。

クリント・イーストウッド監督作品は「パーフェクト・ワールド」までは見てるはずで、そのあと映画を見ない空白の時期に入ったので、めっきりご無沙汰。

新作「クライ・マッチョ」が好評なので観に行く前に、過去の作品もいくつかおさらいしておこうかと。

で『ミリオンダラー・ベイビー』を選んだ。

監督、音楽
そして 主演も務めるクリント・イーストウッドってすごいな、と改めて思う

丁寧な映画
ほんの少し危なっかしいけど優しい音楽
脚本って本当に大事
アイルランド系移民だからカトリック教徒か、、
で、ゲール語にイェイツの詩集
カトリック教徒は安楽死は絶対に否、だろうな

ボクサーになった彼女がイギリスデビューする時に、緑のガウン、モ・クシュラと入れた刺繍でイギリスの観客の気持ちを掴ませてみたり。

彼女の海外デビュー戦にイギリスを選んだのも、アイルランド系のボス自身のためでもあった。

ボスに最後のお願いをするシーン、彼女の首には十字架のネックレス。
きっとボスからのプレゼントだろう。

娘と離れてしまった父親
父親を亡くした娘

お互いの空白を埋めるような関係。

そういえば、ラグビー映画の最高峰と思われる「インビクタス」もクリント・イーストウッド監督でモーガン・フリーマンだったな、と。

さて、もう一本いきますか。。。

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