【漫画】ユカミカ３３「もし目の前に自分のクローンが現れたら」
ねぇミカ。もし目の前に、自分自身のクローンが現れたら、ミカどうする？
えー！そんなことある訳ないじゃん。
もしもの話よ。ピンポーン！「はい！（こんな夜中に誰だろう・・・？モニターで見てみるか。）えっ！？私がいる！！」ってなるの。
それめっちゃ怖いじゃん。完全にホラーだよ。けどまぁ、その場合どうすることもできないよね。だって、たとえ目の前に自分がいても、要件言ってくれないと、「じゃ、ドア開けるか。」ってならないもん。
なんで？私だったら、「よくぞ来てくれた！」って言って、即行家の中に向かい入れるな。だって、晩御飯の片付けとか、明日期限の仕事のレポートとか、終わらせなきゃいけないこと大量にあるもん。
ユカのクローンさんも、相当可愛そうだな。せっかく家に遊びに来たのに、いきなりやりたくもない雑用全部押し付けられるんだもん。まぁ、そこは自分自身なんだから、ある意味予定調和なのかな？
それに、好きなアニメも見放題！友達とか彼氏だったら、どのアニメ見るかで取っ組み合いになったりするけど、自分が相手なら、お互いwin-win！楽しいに決まってるもんね。
あんたの仲間の人間どれだけワイルドなのよ。でも、それは案外あるかも、好きな動画があっても、「誰にも同じ気持ちをシェアできない」って孤独。結構あるもんね。
でも、たとえ遺伝子が全部同じクローンでも、一卵性双生児の人みたいに、結構性格違うんじゃない？それに、私が生まれた日と全く同じ日に、クローンも生まれてないと、せっかく会っても、「向こうだけまだ３歳」とかギャップが生まれそう。
やけに細かいな。そこは「成長倍速マシーン」とかで、歳の差は埋められるの！ま、確かに性格の違いはあるんじゃない？こっちは友好的でも、向こうは「この世に同じ人間は二人も要らん！」ってダークサイドに落ちてるかもしれないし。
でも、よく考えてみたら、クローンがいるのも案外悪くないかもね。
え？何それ。まさかミカ、「自分だけで構成された、最高の世界を作るんじゃ！」っていう、サイコパスだったりして？
だって、もしユカが二人いたら、いつでも片方と一緒にいられるじゃん？私寂しいから、ずっとユカと一緒にいたいもん。
きゅん・・・！
そんなクローンを物みたいに扱って。世界中からバッシングの嵐が舞い込むぞ！
って、むしろ、アンタの方がさっき思いっきり雑用押し付けようとしてたじゃん。
おしまい。
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