年齢を積み重ねて理解したのは、
若い頃の自分の考えって
間違いばかりだったな…ということです。

これ、たぶん、私だけじゃなくて、
多くの人がそうなんだと思います。

実際に自分と同年代の人間たちと話しをしていると
みな口を揃えて言うんですよ。

若気の至りだよね…って。

稀に自分は間違っていないと言う人もいますけど
そういう人は今でも間違え続けていますので
さみしい人生を送っています(苦笑)。

でも、これは別に悪いことではなくて
人間なんてそんなもんじゃないでしょうか？

キャリアドリフトして
キャリアアンカーを見い出す。
このプロセスですからね。

プロセスでは間違っていいのです。

何の経験も得ないのであれば
お先真っ暗でしょう。
そこにはノウハウが何もないのですから。

むしろたくさんの失敗を積み重ねたほうが
後々の財産になりますよね。

キャリアは中長期的な戦いです。

「今」だけでなく、
いかにして「今」を「未来」に繋げるかが
とても重要になってくるのですね。

今を生きる私たちが考えるべきは、
10年後の自分が今の自分を見たらどう思うか？という
発想なんじゃないかと考えます。

お前、何をやってるんだ。
今のお前がしっかりしないから
10年後のオレはこんなに苦労してるんだぞ。

そう言われていいと思いますし、
そんな想像力が働く人って
この先によいキャリアを築けると思います。

逆に…
お前、いいぞ。
スゲー頑張ってるな。
おかげで10年後のオレはいい感じで過ごせてるぞ。

こんな展開はさらにいいですよね。

ここで大事なのは
「未来から現在を見る」という視点です。

キャリアを考えるならば
これは「超」重要です。

ある意味ではゴールからの逆算という考えですが、
中長期的な戦いだからこそ
このような発想は必要不可欠ですし、
過去、現在、未来という時間軸を
未来から現在に遡ることで
重大な気づきに出会えたりするものです。

お前、何をやってんだよ。
馬鹿なことを考えてるんじゃないよ。
それは絶対に間違ってるぞ。
もっと視野を広く見てみろよ。
そんな上手い話しがあるわけないだろ。

こんな風に10年後の自分から
今の自分に対しての戒めができるようだと
おそらくキャリアは間違えないでしょうね。

損得勘定からの脱却ができますから。


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