国が罹る４つの大病、
「四患」というものがあるそうです。

まず「偽」
つまり嘘が多くなること。

それから「私」
公義性を失って私事に走ること。

それに「放」
でたらめ放題、自分勝手、ほしいままにすること。

最後に「奢」
おごることです。

残念ですが今の日本には全部ありますね。
大丈夫なのか、この国は…。

本来は権力者ほど
戒めていかねばなりませんし、
それができるから権力者になるべきですけど
人間社会はそんなに簡単ではありません。

政治、行政、財界など
あちこちで私利私欲にまみれています。

まあ、こんなところで社会批判をしても
あんまり意味を成さないんですけど、
冷静に考えてみると
この「四患」って
私たち個々の戒めにもしたほうが良さそうですよね。

「偽」「私」「放」「奢」。

嘘つきはいけません。
人を騙すのは当然のことながら
自分に嘘をつくのもよろしくありません。

私利私欲を捨てて
公共心を持てる人がどれだけいるか？で
社会のレベルは決まりそうです。
今はとても心許ないですが。

やりたい放題、でたらめ放題を
いかにして戒めるかが
本来は法律であり、ルールです。

でも法やルールを作る側が
好き勝手やってるんじゃ
そりゃロクでもない社会になりますね。

ちょっと成功すると
自分が偉くなったように思ってしまい
傲慢になる人が多いようです。
勝って兜の緒を締めよ…だと思うのですが。

キャリアや人生においても
その根底には「正義」だとか、
「公益性」だとか、「善」が欠かせません。

私、思うのですが…
アイキュロスの言葉…

賢いとは、
多くのことを知っている人ではなく、
大事なことを知っている人をいうのだ。

これ、メッチャ重要だと思うんです。
まさに本質ではないでしょうか？
そして、サバイバル戦略の根幹だとも感じます。

「四患」に気をつけて
大事なことを当たり前のように大事にしたいですね。

それが自分のためでもあり、
そういう賢さって人のためにもなりますから。

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