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うごくメモ帳はインターネット初心者にうってつけの環境だった

こんにちは、筆者です。

皆さんはうごくメモ帳をご存知でしょうか。

DSiや3DSで無料配布されていた、パラパラ漫画を作るソフトです。

インターネットに繋ぐと他の人が作った作品を見ることが出来たり、自分が作った作品を公開したり、コメントをつけたりすることが出来ます。

そんなうごくメモ帳ですが、今はインターネットサービスは終了しています。

懐かしのプラットフォームが無くなって悲しい半面、筆者は少し不安に思うことがあります。

それはインターネット初心者の行き場所です。

うごくメモ帳はニンテンドーハードでしか使えないという性質上、小学生が主なユーザでした。

大人が居ても動画制作ガチ勢みたいな人ばかり。

小学生同士のいざこざや名前の晒し合いはあれど、今後の人生に支障が出るような大きな炎上は特に無いイメージでした。

しかしそんな、同じレベルの人間だけが集まる場所が無くなった時、それを利用していた小学生やこれからの小学生が利用するサービスはX(Twitter)やInstagram、YouTubeなどに移行する訳です。

これらのSNSは利用する人数が多い分、悪意のある大人の人数も相対的に増えてしまいます。

そんな中でまだインターネットの善悪の区別がつかない子供が、間違えて世の中的にタブーな投稿をしてしまったら……

最悪の場合炎上して、今後の人生に支障が出かねません。

筆者はうごメモで活動していた自身の投稿にも多少の危うさを感じています。

まあそりゃそうです、筆者もあの頃はインターネット初心者の小学生ですから。

それでも炎上しなかったのは、周りが同じレベルの小学生だったからという側面がおおきいとおもいます。

学校も小学校から徐々に年齢を上げて、最終的に社会に出られるレベルに成長させます。

小学生くらいの精神年齢では到底仕事をできないのは一目瞭然です。

インターネットも同じで、世界中と繋がれるものだからこそある程度身の振り方を小さなコミュニティで勉強してから利用するべきなんです。

いままでその役割を担っていたうごくメモ帳が無くなった今、危うい書き込みをする小中学生が叩かれているのをよく目にします。

(まあインターネット上の小中学生の人数が増えたから一人一人の炎上度合いは軽いものだったりしますが)

インターネットの義務教育としてうごくメモ帳のような小規模のインターネットを、また作るべきなのではないでしょうか。

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