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魚は地上に憧れるのか?

人間は未知のものに憧れます。

他人の思考や新発売のゲームという身近なものから、空や火山の中、果ては宇宙など。

知らないものを知りたい、探究したいという意欲こそが人間の本質です。

そんな人々の興味を唆るもののひとつが、海です。

身近なものであるように見えて実は深海探索は進んでいませんし、地上にはいないような生き物が数多くいます。

地上で生きる人類において水の中というのは長居できないもの、そして水の中で生きる生き物の感覚というのは未知の感覚。

惹かれるのは当然とも言えますよね。


筆者もその1人であり、水の動きや水の生き物を見ること、水の中に入ることが大好きです。

なかなか海に入る機会は無いため、手軽に海を観察する手段としてよく水族館に足を運ぶのですが、ある日ふとした疑問を持ちました。

『魚は地上に憧れるのか?』


アンドロイドは電気羊の夢を見るか?みたいな文体になってしまいましたが、要するに水中に憧れる生き物がいるのですから、地上に憧れる生き物がいてもおかしくは無いという話です。

水生生物にとっては地上はどう見えているのか、地面に足をつけ、水がなくても呼吸ができることは魅力的なのか……とても気になります。

しかし人間はマリンスーツの開発や酸素ボンベの開発によりある程度水の中に滞在することが可能となりましたが、魚はその技術がないため実質的に不可能なことですよね。

また水生生物は地上生物に比べ体感温度が高い傾向にあり、地上に出れば地獄のような暑さを感じることでしょう。

まあそんな現実的でつまらない考察は置いておいて、本当に彼らからみれば地上はどう見えているのでしょうね。

まだ未解明の深海部分で知的生命体が発見されたら、そういうインタビューもしてみてほしいです。


総じて感情の解明が難しい顔をしている。




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